TLPとは?てぃーえるぴー
TLPとは、受け取った情報をどこまで再共有してよいかを、赤・橙・緑・白の色で示すFIRSTが定めた表示の約束。発信者が文書に色を付けるだけで受け手が取扱いの範囲を判断できるため、都度の問合せを挟まずに共有の速さと機密の保持を両立できる。
最終更新:2026-10-06
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攻撃の観測情報は、早く広く回るほど防御の役に立つ一方、出所や被害組織が特定される形で広まると提供者が損をする。提供のたびに条件を文章で交わしていては速さが失われる。そこで、条件を数語の色に圧縮して文書へ貼る取り決めが国際的に共有された。
具体例
FIRSTのTLP 2.0では、AMBER+STRICTが自組織限り、AMBERが対処に必要な取引先まで、GREENが所属する共同体まで、CLEARが制限なしと定義される。JPCERT/CCやISACから届く注意喚起にはこの表示が付き、社内報告書へ引用するときは元の色を文書全体へ引き継ぐ。
試験での引っ掛け
色は情報の危険度や機密区分ではなく、再共有できる相手の範囲を表す。REDを上長へ転送する、AMBERを全社掲示板へ貼るといった行為は約束違反で、以後その経路から情報が来なくなる実害につながる。自組織の文書分類と自動で対応づくわけでもない。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 3. セキュリティ技術評価 > (5) セキュリティ情報共有技術に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。