NTPリフレクション攻撃とは?
NTPリフレクション攻撃とは、送信元を被害者に偽装した要求を、外部から利用できる時刻同期サーバへ送り、はるかに大きな応答を被害者へ集中させる増幅型のDoS。増幅率の高さと、悪用される管理用コマンドの停止が対策として問われる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2024年度)。
えぬてぃーぴーりふれくしょんこうげき
NTPリフレクション攻撃の意味
送信元を被害者に偽装した要求を、外部から利用できる時刻同期サーバへ送り、はるかに大きな応答を被害者へ集中させる増幅型のDoS。増幅率の高さと、悪用される管理用コマンドの停止が対策として問われる。
NTPリフレクション攻撃の具体例
過去の接続先一覧を返すmonlistコマンドは、数十バイトの要求に対して数百倍規模の応答を返すため、少数の帯域で大規模な攻撃が成立した。対策は当該コマンドを無効化し、時刻同期の問合せを組織内のクライアントからのみ受け付けることである。
NTPリフレクション攻撃は試験でどう引っ掛けられる?
反射に使われるサーバは踏み台であって攻撃者の管理下ではないため、被害者から見た送信元は正規の時刻サーバとなり、送信元IPでの遮断が効きにくい。また被害者側の対策だけでなく、公開サーバ側の設定是正が根本策になる。
NTPリフレクション攻撃と関連する用語
NTPリフレクション攻撃が出た過去問
NTPリフレクション攻撃の特徴はどれか。
正解:送信元を偽って,NTPサーバにレスポンスデータが大きくなる要求を送信する。
要点:送信元を偽り大きな応答を標的へ反射・増幅させる
リフレクション(反射)攻撃は、送信元IPアドレスを攻撃対象に詐称した要求を第三者のサーバへ送り、その応答を攻撃対象へ集中させるDDoS手法です。NTPではmonlistのように小さな要求に対して非常に大きな応答が返るコマンドがあり、増幅率が高くなります。したがって送信元を偽って応答が大きくなる要求を送る、が特徴です。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問2(IPA)NTPリフレクション攻撃の特徴はどれか。
正解:送信元を偽って,NTPサーバにレスポンスデータが大きくなるリクエストを送信する。
要点:NTPリフレクションは送信元を詐称し大きな応答を標的へ集中させる
NTPリフレクション攻撃は、送信元IPアドレスを攻撃対象に詐称してNTPサーバへ問合せを送り、応答を攻撃対象に集中させるDDoS攻撃である。monlistのように小さな要求に対して非常に大きな応答が返るコマンドを使うと増幅率が高くなるため、エが特徴として正しい。対策はNTPサーバを外部から使えないよう制限し、増幅の踏み台にしないことである。
出典:令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問4(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。