組み込みシステムとは?くみこみしすてむ
組み込みシステムとは、家電、自動車、産業機械といった機器の内部へ組み込まれ、その機器の特定の機能を実現するために動くコンピュータシステム。用途が限られる代わりに、決められた時間内に必ず処理を終えるリアルタイム性や、限られたメモリと電力で動くことが設計上の制約になる。
最終更新:2026-10-06
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機械式の制御では、動作を変えるたびに部品を作り直す必要があった。処理を計算機へ載せれば、同じ筐体のままソフトウェアで挙動を変えられる。この置き換えが進んだ結果、いまは機器がネットワークにつながり、更新の手立てを持たないまま十年以上動き続ける計算機が現場へ大量に残る、という防御側の課題が生まれている。
具体例
自動車のエンジン制御ユニット(ECU)、複合機、工場の制御装置がこれにあたり、IPAのIoTセキュリティガイドラインは企画から廃棄までの各段階で守るべき指針を示している。パソコン向けの対策ソフトを載せられない機器が多いため、ネットワークの分離と更新手段の確保が現実的な守り方になる。
試験での引っ掛け
小さい、安い、が定義ではない。用途を特定の機能へ絞っている点が本質で、大型の産業機械にも当てはまる。何でも動かせる汎用のパソコンとの違いとして問われる。リアルタイム性も「速い」ことではなく「決めた時間を超えない」ことを指し、平均が速くても期限を破れば失格になる。
関連用語
出た過去問
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
図のような階層構造で設計された組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,デバイスドライバ層の単体テスト工程が未終了で,アプリケーション層及び…
正解:トップダウンテスト
要点:下位が未完成なら上位から結合しスタブで代替する
上位のアプリケーション層とミドルウェア層の単体テストが済み、下位のデバイスドライバ層が未完了という状況では、上位から順に結合していくトップダウンテストが適する。未完成の下位モジュールは、決められた値を返すスタブで代替すればよい。逆に下位から積み上げるボトムアップテストでは、まさに未完成の層が起点となるため実施できない。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。