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排他制御とは?はいたせいぎょ

排他制御とは、複数の処理が同じデータへ同時に書き込むとき、ロックによって一方を待たせ、更新の取りこぼしや読み違いを防ぐ仕組み。2相ロッキングでは獲得したロックをトランザクションの終了まで解放しないため、複数の処理が資源を互いに違う順序で確保すると、相手の解放を待ち合ったまま両方が進まないデッドロックが生じる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

別名:排他制御(共有ロックと専有ロック)

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背景

情報処理安全確保支援士の午前IIは25問中でデータベースが1〜2問という配分で、扱われるのはGRANTによる権限付与、参照制約、コミットのタイミング、並行処理の設計判断といった「正しさと可用性を運用でどう担保するか」に寄った論点である。排他制御も、ロック機構の内部動作ではなく、複数のバッチ処理を並行して動かすときの設計ガイドラインとして、どの案がデッドロックを減らすかを選ばせる形で出題された。実装の細部よりも、提示された設計案の良し悪しを判断できるかが問われる。

具体例

夜間に走る複数のバッチ処理について、更新対象のテーブルとレコードを確保する順番をあらかじめ設計標準として定め、どのバッチもその順に従ってロックを取るようにする。順序が全処理でそろっていれば循環した待ち関係が作れないため、デッドロックの発生そのものを設計の段階で封じられる。

試験での引っ掛け

安全側に倒したつもりの案が逆効果になる点が狙われる。参照するだけのレコードにも専有ロックを掛ける案は、競合を増やしてかえってデッドロックを起こしやすくする。大量データへの同じ処理をまとめて1つのトランザクションにする案も、ロックの保持時間が延びて競合が増える。トランザクション開始直後に必要なレコード全てへ専有ロックを掛け、失敗したものはしばらく待って再度掛ける案は一見よさそうだが、取り直しのたびに獲得順序が変わるので待ち合いが残る。有効なのはロックを掛ける順番を決めて全処理で統一することだけで、これはロックを弱める対策でも減らす対策でもない。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 安全側に倒したつもりの案が逆効果になる点が狙われる。