利用時の品質(効率性)とは?
利用時の品質(効率性)とは、実際の利用状況で利用者が得る成果に着目した品質モデル。うち効率性は、利用者が目標を正確かつ完全に達成するために費やした資源(時間・労力・費用)の度合いを表す。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2025年度)。
りようじのひんしつ
利用時の品質(効率性)の意味
実際の利用状況で利用者が得る成果に着目した品質モデル。うち効率性は、利用者が目標を正確かつ完全に達成するために費やした資源(時間・労力・費用)の度合いを表す。
利用時の品質(効率性)の具体例
同じ入力作業を、旧システムでは平均8分・新システムでは3分で完了できた、という比較で効率性を評価する。
利用時の品質(効率性)は試験でどう引っ掛けられる?
有効性は「目標を正確・完全に達成できる度合い」で資源は問わない。効率性は「成果に対して費やした資源」。両者の入替えに注意。
利用時の品質(効率性)と関連する用語
利用時の品質(効率性)が出た過去問
データベースに対する不正アクセスの防止・発見を目的としたアクセスコントロールについて,“システム管理基準”への準拠性を確認する監査手続として,適切なものはどれか…
正解:利用者のデータベースに対するアクセス状況を確認するために,アクセス記録を出力し内容を調査する。
要点:アクセス統制の監査はアクセス記録の点検で行う
不正アクセスの防止と発見を目的としたアクセスコントロールが有効に機能しているかを確かめるには、実際のアクセス記録を入手して内容を点検するのが直接的な監査手続です。効率性や操作性、応答時間の確認は、アクセス統制の準拠性とは目的が異なります。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問25(IPA)JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)-システム及びソフトウェア品質モデル)におけるシステムの利用時の…
正解:利用の結果及び利用の影響を含め,利用者が把握した目標の達成状況によって得られる利用者の満足の度合い
要点:満足性の副特性「実用性」は目標達成による満足度
JIS X 25010の利用時の品質特性「満足性」は、実用性・信用性・快感性・快適性の副特性からなる。このうち実用性は、利用の結果や影響を含めて、利用者が自らの目標をどの程度達成できたと捉えたかによって得られる満足の度合いを指す。
出典:平成29年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)システム及びソフトウェア品質モデルの規格であるJIS X 25010:2013で定義されたシステム及び/又はソフトウェア製品の品質特性に関する説明のうち,適切な…
正解:機能適合性とは,明示された状況下で使用するとき,明示的ニーズ及び暗黙のニーズを満足させる機能を,製品又はシステムが提供する度合いのことである。
要点:機能適合性はニーズを満たす機能提供の度合い
JIS X 25010の機能適合性は、明示的なニーズと暗黙のニーズを満たす機能を製品が提供する度合いを指します。資源の使用量に関わるのは性能効率性、明示された条件下で機能を実行し続ける度合いが信頼性、目標達成に利用できる度合いが利用時の品質に関わる使用性です。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)金融庁“財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準(令和5年)”によれば、“記録した取引に漏れ、重複がないこと”は、組織目標を達成するためのITの統制…
正解:信頼性
要点:記録の網羅性・正確性はITの統制目標のうち信頼性
財務報告に係る内部統制の実施基準では、ITの統制目標として有効性・効率性、準拠性、信頼性、可用性、機密性が挙げられています。このうち信頼性は、情報が組織の意図するとおりに正確かつ網羅的に処理・記録されることを指します。「取引に漏れや重複がない」ことは記録の網羅性・正確性の要求なので、信頼性に含まれます。
出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。