三点見積り(PERT)とは?さんてんみつもり
三点見積り(PERT)とは、作業期間を1つの値で当てにいかず、楽観値O・最頻値M・悲観値Pの3つを見積もって期待値を求める技法。PERTが前提とするベータ分布では期待値=(O+4M+P)÷6、標準偏差=(P−O)÷6 で計算し、最頻値に4倍の重みを置く。ばらつきを数値で持てるので、バッファの根拠や納期の達成確率を示せる。
最終更新:2026-10-06
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一点見積りは、聞かれた担当者が「うまくいけばこれくらい」と答えがちで、系統的に短く出る。しかも根拠が本人の頭の中に残るため、遅れたときに何が想定外だったのかを後から検証できない。楽観・最頻・悲観を分けて出させれば不確実性の幅そのものが記録に残り、幅の広い作業をリスクの高い作業として管理対象に挙げられる。
具体例
楽観・最頻・悲観の3値入力とPERT期待値の計算は、Microsoft ProjectやRedmineといったツールでも標準的に扱える。O=8日、M=10日、P=18日なら期待値は(8+40+18)÷6=11日、標準偏差は(18−8)÷6≒1.67日となり、「11日、ばらつき±1.7日程度」として上位工程へ報告できる。
試験での引っ掛け
三角分布を前提にすると期待値は(O+M+P)÷3となり、最頻値への重みが違うため答えがずれる。どちらの分布を問う設問かを本文で確かめること。また経路全体のばらつきは各作業の標準偏差の単純合計ではなく、分散(標準偏差の2乗)を足してから平方根を取って求める点も狙われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。