テストダブル(スタブ・ドライバ・モック)とは?
テストダブル(スタブ・ドライバ・モック)とは、テスト対象を単独で動かすため、本物の代わりに置く部品の総称。スタブは呼ばれる側(下位モジュール)の代役で決まった値を返す。ドライバは呼ぶ側(上位モジュール)の代役でテスト対象を起動する。モックは呼ばれ方(回数・引数)そのものを検証する点で他と異なる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2025年度)。
てすとだぶる
テストダブル(スタブ・ドライバ・モック)の意味
テスト対象を単独で動かすため、本物の代わりに置く部品の総称。スタブは呼ばれる側(下位モジュール)の代役で決まった値を返す。ドライバは呼ぶ側(上位モジュール)の代役でテスト対象を起動する。モックは呼ばれ方(回数・引数)そのものを検証する点で他と異なる。
テストダブル(スタブ・ドライバ・モック)の具体例
決済APIを呼ぶ処理の試験では、成功・与信否認・タイムアウトを返すスタブに差し替えれば、本物では再現しにくい異常系まで確実に試せる。トップダウン結合テストではスタブ、ボトムアップではドライバが必要になる、という対応も押さえておく。
テストダブル(スタブ・ドライバ・モック)は試験でどう引っ掛けられる?
スタブとドライバの向きの取り違えが頻出。作る手間の比較でも問われ、一般にドライバのほうが単純で用意しやすい。またモックを使いすぎると内部の呼出し手順にテストが縛られ、リファクタリングのたびにテストが壊れる副作用がある。
テストダブル(スタブ・ドライバ・モック)と関連する用語
テストダブル(スタブ・ドライバ・モック)が出た過去問
図のような階層構造で設計及び実装した組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,デバイスドライバ層の単体テスト工程が未終了で,アプリケーション…
正解:トップダウンテスト
要点:下位が未完成ならスタブで補うトップダウン結合
上位のアプリケーション層とミドルウェア層が完成し、下位のデバイスドライバ層が未完了という状況では、未完成の下位モジュールをスタブで代替して上から順に結合していきます。これがトップダウンテストです。
出典:平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)図のような階層構造で設計された組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,デバイスドライバ層の単体テスト工程が未終了で,アプリケーション層及び…
正解:トップダウンテスト
要点:下位が未完成なら上位から結合しスタブで代替する
上位のアプリケーション層とミドルウェア層の単体テストが済み、下位のデバイスドライバ層が未完了という状況では、上位から順に結合していくトップダウンテストが適する。未完成の下位モジュールは、決められた値を返すスタブで代替すればよい。逆に下位から積み上げるボトムアップテストでは、まさに未完成の層が起点となるため実施できない。
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。