QFD(品質機能展開)・VE(バリューエンジニアリング)とは?きゅーえふでぃー・ぶいいー
QFDは利用者の言葉で書かれた要求品質を、設計で扱える技術特性へ表の形で変換していく手法。VEは価値を機能÷コストと定義し、機能を落とさずに実現方式を替えて価値を上げる手法である。要求をそのまま全部満たすと予算を超えるとき、どこを何で買うかを決める道具になる。
最終更新:2026-10-06
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利用者の要求は「使いやすく」「止まらないように」といった言葉で来るのに対し、設計が扱えるのは応答時間や冗長構成のような測れる量である。この間を勘で埋めると、要求の重みと費用の掛け方がずれる。要求を技術特性へ変換して重みを引き継ぎ、実現方式ごとの費用と突き合わせるための手法がQFDとVEである。非機能要件をどこまで作り込むかは論述でも定番の場面になる。
具体例
VEは第二次大戦中にゼネラル・エレクトリックのローレンス・マイルズが資材不足の中で考案し、QFDは赤尾洋二と水野滋が日本で体系化した。可用性99.99%という要求も、HA構成で買うか、縮退運用と手作業の代替手順で買うかで費用が変わる。機能ではなく実現方式を比べるのがVEの発想である。
試験での引っ掛け
「コストを削るのがVE」と覚えると誤る。価値=機能÷コストである以上、分子の機能を高めて価値を上げる答えも成立する。QFDは要求を技術特性へ翻訳する側の手法で、できあがった製品の合否を判定する検査の手法ではない。適用時期も問われ、企画・設計段階から使うのがVE、既存製品の改善に使うのがVA(バリューアナリシス)である。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。