ISMAPとは?いすまっぷ
ISMAPとは、クラウドサービスを政府調達の対象にできるよう、求められるセキュリティ要求への適合を監査機関が確かめ、あらかじめリストへ登録しておく制度。官公庁向けの方式設計では、採用できるサービスが登録の範囲に事実上限られるため、技術的な最適解より登録の有無が先に効く制約条件になる。監査対象期間は最大一年が上限とされる。
最終更新:2026-10-06
システムアーキテクトを最短で暗記・合格する →背景
各府省がクラウドを個別に審査していた時代は、同じサービスに同種の審査が何度も繰り返され、調達の期間も判断の水準もばらついた。あらかじめ第三者の監査結果に基づいて登録しておき、各府省はリストから選ぶという形にすることで、この重複と不均一を解消したのがこの制度である。設計者にとっては、実現可能性の検討とシステム選定方針の段階で効いてくる調達側の制約になる。
具体例
政府共通の基盤であるガバメントクラウドでは、あらかじめ評価を通ったクラウドサービスの中から利用するサービスを選ぶ形が取られている。民間案件でも、官公庁を顧客に持つ業務を載せる基盤では、将来の調達要件を見越して登録済みサービスに寄せておくと、後から基盤を差し替える手戻りを避けられる。
試験での引っ掛け
登録の単位は事業者ではなくクラウドサービスであり、同じ事業者でも登録されていないサービスは対象外になる。ISMS認証(JIS Q 27001)のような一般の第三者認証と役割が違い、代替にはならない。監査対象期間は最大一年で、登録は無期限の保証ではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。