運用コンセプト(ConOps)とは?
運用コンセプト(ConOps)とは、導入後にシステムを誰がどのような場面でどう使い、異常時にどう振る舞うかを利用者の視点で記述したもの。要件開発の初期に確立し、要求事項の妥当性を判断する基準にする。
システムアーキテクト試験の過去問では2回出題されています。
うんようこんせぷと
運用コンセプト(ConOps)の意味
導入後にシステムを誰がどのような場面でどう使い、異常時にどう振る舞うかを利用者の視点で記述したもの。要件開発の初期に確立し、要求事項の妥当性を判断する基準にする。
運用コンセプト(ConOps)の具体例
「店舗の閉店処理は21時に店長が実施し、通信断のときは翌朝に一括送信する」という一連の運用の流れを文章とシナリオ図で示す。
運用コンセプト(ConOps)は試験でどう引っ掛けられる?
ユースケースや運用マニュアルと取り違えやすい。ConOpsは要件定義の初期に作る利用者視点の全体像で、システムの内部機能や画面を規定しない。運用マニュアルは設計・開発後に作る成果物で、作る時期が逆。
運用コンセプト(ConOps)と関連する用語
運用コンセプト(ConOps)が出た過去問
開発のためのCMMI 1.3版のプロセス領域のうち、運用の考え方及び関連するシナリオを確立し保守するプラクティスを含むものはどれか。
正解:要件開発
要点:運用コンセプトとシナリオの確立はCMMIの要件開発に属する
CMMIの「要件開発(Requirements Development)」は、顧客要件・製品要件・製品構成要素要件を導き出し分析するプロセス領域である。この中に、利用者がどう製品を使うかという運用の考え方(オペレーショナルコンセプト)と関連シナリオを確立し維持するプラクティスが含まれる。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問3(IPA)共通フレーム2013によれば、要件定義プロセスの活動内容には、利害関係者の識別、要件の識別、要件の評価、要件の合意などがある。このうちの要件の識別において実施す…
正解:利害関係者から要件を漏れなく引き出し、制約条件や運用シナリオなどを明らかにする。
要点:要件の識別は要件を引き出し制約と運用シナリオを明らかにする
要件の識別は、利害関係者から要件を抽出する段階である。ヒアリングや観察などによって要求を漏れなく引き出し、併せて前提条件・制約条件や運用シナリオといった要件の背景も明らかにする。抽出した内容を整理して矛盾をなくすのは次の要件の評価、関係者の了承を得るのは要件の合意に当たる。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。