CMMIとは?しーえむえむあい
CMMIとは、個々の技術者の腕ではなく、組織としてプロセスをどこまで定着させているかを段階で評価し、改善の道筋を示すモデル。成熟度レベル1(初期)から5(最適化している)までの5段階で、要件開発・要件管理・検証・妥当性確認などのプロセス領域ごとに満たすべきプラクティスを定める。
最終更新:2026-10-06
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同じ会社でも、うまくいくかどうかが担当者次第という状態では、見積りも品質も約束できない。属人的なやり方を組織の手順として外へ出し、段階を追って定着させる共通の基準があれば、発注側は供給者の能力を、供給者は自社の弱い領域を同じ言葉で示せる。もともとは米国防総省の調達で供給者を評価する必要から生まれた経緯を持つ。
具体例
「運用構想と運用シナリオを確立する」は要件開発(RD)、「要件と作業成果物の不整合を識別する」は要件管理(REQM)のプラクティスにあたる。レベル3では、組織標準プロセスと、案件ごとに適用形を決める修整の指針が整備されていることが前提になる。
試験での引っ掛け
測る対象は個人の能力ではなく組織のプロセス成熟度。またレベルは飛ばして取得するものではなく、下の段階の定着が前提になる。段階表現(組織の成熟度レベル)と連続表現(プロセス領域ごとの能力レベル)という2つの見方がある点も押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)
開発のためのCMMI 1.3版のプロセス領域のうち、運用の考え方及び関連するシナリオを確立し保守するプラクティスを含むものはどれか。
正解:要件開発
要点:運用コンセプトとシナリオの確立はCMMIの要件開発に属する
CMMIの「要件開発(Requirements Development)」は、顧客要件・製品要件・製品構成要素要件を導き出し分析するプロセス領域である。この中に、利用者がどう製品を使うかという運用の考え方(オペレーショナルコンセプト)と関連シナリオを確立し維持するプラクティスが含まれる。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの4 開発技術 > 1. 開発プロセス・手法 > (4) 開発プロセスに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。