ユースケース図とは?
ユースケース図とは、システムの外部にいるアクタと、システムが提供する機能単位(ユースケース)との相互作用を表す図。システム境界(何がシステムの内側か)を明示できる。
システムアーキテクト試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2025年度)。
ゆーすけーすず
ユースケース図の意味
システムの外部にいるアクタと、システムが提供する機能単位(ユースケース)との相互作用を表す図。システム境界(何がシステムの内側か)を明示できる。
ユースケース図の具体例
「利用者」「在庫管理システム」というアクタが、「注文する」「在庫を照会する」というユースケースと線で結ばれ、矩形の境界の内外が分かれる。
ユースケース図は試験でどう引っ掛けられる?
処理の内部手順や画面遷移は表さない。includeは共通部分の抽出、extendは条件付きの拡張で、方向が逆になる誤答が多い。
ユースケース図と関連する用語
ユースケース図が出た過去問
ユースケース駆動開発の利点はどれか。
正解:ひとまとまりの要件を1単位として設計からテストまでを実施するので、要件ごとに開発状況が把握できる。
要点:ユースケース単位で進めると要件ごとに進捗が見える
ユースケース駆動開発は、利用者から見た一連の振る舞いであるユースケースを開発の単位とし、その単位ごとに設計・実装・テストまで通して進める。要件と成果物が対応付くため、どの要件がどこまで出来ているかを要件単位で把握でき、利用者にも進み具合を説明しやすい。反復による柔軟性やリスク低減は反復型開発の利点であり、別の観点である。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問13(IPA)要件定義において、システムが提供する機能単位と利用者又は外部システムとの間の相互作用や、システム内部と外部との境界を明示するために使用される図はどれか。
正解:ユースケース図
要点:ユースケース図はアクタとの相互作用とシステム境界を示す
ユースケース図は、システムが利用者や外部システム(アクタ)に提供する機能単位をユースケースとして表し、アクタとの相互作用を線で結ぶ図である。システム境界を示す枠を描くことで、どこまでが開発対象でどこからが外部かを明示できるため、要件定義の初期に用いられる。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問14(IPA)ユースケース駆動開発の利点はどれか。
正解:ひとまとまりの要件を1単位として設計からテストまで実施するので,要件ごとに開発状況が把握できる。
要点:ユースケース単位で進めるため要件ごとの進捗を把握できる
ユースケース駆動開発は、利用者にとって意味のあるひとまとまりの要件であるユースケースを開発の単位とし、その単位ごとに分析・設計・実装・テストまでを通して進める手法である。要件と成果物が対応づくため、どの要件がどこまで進んでいるかを要件単位で把握でき、進捗管理と要求の追跡がしやすい。
出典:令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問11(IPA)要件定義において,システムが提供する機能単位と利用者又は外部システムとの間の相互作用や,システム内部と外部との境界を明示するために使用される図はどれか。
正解:ユースケース図
要点:ユースケース図はアクタとの相互作用とシステム境界を示す
ユースケース図は、システムが提供する機能のまとまりをユースケースとして楕円で表し、利用者や外部システムをアクタとして描いて両者の関係を線で結ぶ図である。システム境界を四角い枠で明示できるため、何をシステムの内側で実現し、何を外部とのやり取りとするかを要件定義の段階で合意しやすい。
出典:令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。