モジュールの独立性(結合度と強度)とは?
モジュールの独立性(結合度と強度)とは、保守しやすい分割かどうかを測る2つの尺度。結合度はモジュール間の依存の強さで、データ結合が最も弱く(望ましく)、内容結合が最も強い。強度(凝集度)はモジュール内部のまとまりで、機能的強度が最も高く暗号的強度が最も低い。結合度は低く、強度は高くが原則。
システムアーキテクト試験の過去問では1回出題されています。
もじゅーるのどくりつせい
モジュールの独立性(結合度と強度)の意味
保守しやすい分割かどうかを測る2つの尺度。結合度はモジュール間の依存の強さで、データ結合が最も弱く(望ましく)、内容結合が最も強い。強度(凝集度)はモジュール内部のまとまりで、機能的強度が最も高く暗号的強度が最も低い。結合度は低く、強度は高くが原則。
モジュールの独立性(結合度と強度)の具体例
消費税計算と帳票印刷を1つの関数に詰めた実装は論理的強度に近く、税率改定のたびに印刷側も再テストが要る。税計算だけを引数と戻り値で完結する関数に切り出すと、機能的強度かつデータ結合となり影響範囲が閉じる。
モジュールの独立性(結合度と強度)は試験でどう引っ掛けられる?
「結合度が高い=良い」と読み違えやすい。良いのは結合度が低く強度が高い状態。共通領域を全モジュールで参照する設計は共通結合であり、便利に見えて変更の影響が全体へ波及する典型例。
モジュールの独立性(結合度と強度)と関連する用語
モジュールの独立性(結合度と強度)が出た過去問
プログラムの構造化設計におけるモジュール分割技法の説明のうち、適切なものはどれか。
正解:STS分割は、データの流れに着目してプログラムを分割する技法であり、入力データの処理、入力から出力への変換処理及び出力データの処理の三つの部分で構成することによって、モジュールの独立性が高まる。
要点:STS分割は入力・変換・出力の流れで分ける技法
STS分割は、プログラムを入力(Source)、変換(Transform)、出力(Sink)という三つの部分に分けるデータの流れに着目した技法で、各部分の役割が明確になるためモジュールの独立性が高まる。TR分割も同じくデータの流れに着目してトランザクションの種類ごとに分ける技法であり、データ構造に着目するのはジャクソン法である。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。