デシジョンテーブルテストと原因結果グラフとは?
デシジョンテーブルテストと原因結果グラフとは、複数の条件の組合せで結果が決まる仕様を、条件(原因)と動作(結果)の対応表に整理してテストケースを導く技法。原因結果グラフは条件と結果の論理関係を図で表し、そこから機械的にデシジョンテーブルへ落とす。条件の組合せ漏れを防ぐ目的で使う。
システムアーキテクト試験の過去問では1回出題されています。
でしじょんてーぶるてすととげんいんけっかぐらふ
デシジョンテーブルテストと原因結果グラフの意味
複数の条件の組合せで結果が決まる仕様を、条件(原因)と動作(結果)の対応表に整理してテストケースを導く技法。原因結果グラフは条件と結果の論理関係を図で表し、そこから機械的にデシジョンテーブルへ落とす。条件の組合せ漏れを防ぐ目的で使う。
デシジョンテーブルテストと原因結果グラフの具体例
「会員かつ購入額5000円以上なら送料無料、会員のみなら半額、非会員は全額」という仕様は条件2つで4通りの列を持つ表になる。表にすると「非会員で5000円以上」の扱いが仕様書に書かれていないことが可視化され、テストより前に仕様の穴が見つかる。
デシジョンテーブルテストと原因結果グラフは試験でどう引っ掛けられる?
条件がn個なら列は最大2のn乗になるが、実際にはあり得ない組合せや同時に成立しない組合せを制約として整理し、行を圧縮するのが実務である。全組合せを必ず作る・全部テストするのが正解、と覚えると誤る。またこれは仕様に基づく技法であり、内部構造を見るホワイトボックス技法ではない。
デシジョンテーブルテストと原因結果グラフと関連する用語
デシジョンテーブルテストと原因結果グラフが出た過去問
ソフトウェアの要件定義や分析・設計で用いられる技法に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:決定表は、条件と処理を組み合わせた表の形式で論理を表現したものであり、条件や処理の組合せが複雑な要件定義の記述手段として有効である。
要点:決定表は複雑な条件と動作の組合せを漏れなく記述できる
決定表(デシジョンテーブル)は、成立し得る条件の組合せを列に並べ、それぞれに対して実行すべき動作を対応付けた表である。条件が多く分岐が複雑な業務ルールを、漏れや重複なく整理して記述できるため、要件定義の記述手段として有効である。他の三つは技法の説明が互いに入れ替わっている。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問7(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。