信頼性とは?
信頼性とは、情報システムや情報処理の動作が、意図した通りに一貫して正しく機能する特性。情報セキュリティの拡張要素の一つとして位置づけられ、システムが誤動作やバグ、設定ミスなどによって意図しない結果を出力しないことを指す。可用性(システムが使える状態にあること)と混同されやすいが、可用性は「使える/使えない」に着目するのに対し、信頼性は「動作の結果が正しいかどうか」に着目する点が異なる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2020年度〜2022年度)。
しんらいせい
信頼性の意味
情報システムや情報処理の動作が、意図した通りに一貫して正しく機能する特性。情報セキュリティの拡張要素の一つとして位置づけられ、システムが誤動作やバグ、設定ミスなどによって意図しない結果を出力しないことを指す。可用性(システムが使える状態にあること)と混同されやすいが、可用性は「使える/使えない」に着目するのに対し、信頼性は「動作の結果が正しいかどうか」に着目する点が異なる。
信頼性の具体例
在庫管理システムが、注文を処理するたびに毎回同じ計算ロジックで正確に在庫数を更新し続けることは、システムの信頼性が保たれている状態といえる。
信頼性は試験でどう引っ掛けられる?
「システムが止まらず使える」ことを指す可用性と、「動作結果が意図通り正しい」ことを指す信頼性は異なる観点の特性であり、混同しないよう注意が必要である。
信頼性と関連する用語
信頼性が出た過去問
品質の定量的評価の指標のうち、ソフトウェアの保守性の評価指標になるものはどれか。
正解:(修正時間の合計)÷(修正件数)
要点:1件当たりの平均修正時間は保守性の評価指標になる
保守性は、不具合や変更要求が生じたときにどれだけ容易に手を入れられるかを示す品質特性である。1件当たりの平均修正時間は、修正のしやすさを直接測る指標なので保守性の評価に適する。誤り密度は信頼性、移植時に書き換えが必要な行の割合は移植性、改良要求の頻度は利用者の満足度や機能適合性の側面を表す。
出典:令和2年度 10月 プロジェクトマネージャ試験 am2 問12(IPA)JIS X 25010:2013(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)ーシステム及びソフトウェア品質モデル)で規定された品質副特性の説…
正解:中断時又は故障時に,製品又はシステムが直接的に影響を受けたデータを回復し,システムを希望する状態に復元することができる度合い
要点:信頼性の副特性は成熟性・可用性・障害許容性・回復性
JIS X 25010の信頼性は、成熟性、可用性、障害許容性(耐故障性)、回復性の4つの副特性からなる。中断や故障の後に影響を受けたデータを取り戻し、システムを望ましい状態へ戻せる度合いは回復性であり、信頼性に属する。運用操作性は使用性、解析性は保守性、相互運用性は互換性の副特性である。
出典:令和4年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。