PWMとは?ぴーだぶりゅーえむ
PWMとは、一定周期のパルスのうちHighの期間が占める割合(デューティ比)を変えて、平均の電力や電圧を制御する方式。素子はオンかオフしか取らないため損失が小さく、ラック機器のファン制御やPoEで給電する照明・カメラの出力調整のように、細かな可変を効率よく行う場面で使われる。
最終更新:2026-10-06
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出力を絞るのに抵抗で電圧を落とすと、落とした分がそのまま熱になる。閉じたラックの中で連続的に出力を変えたい機器では、この熱と電力の無駄が装置の寿命と収容密度をそのまま削った。オンとオフの時間比だけで平均値を作れば損失はほとんど生じない、という発想がPWMである。ネットワークの側では、PoEで給電する対向機器の制御方式として顔を出す。
具体例
IEEE 802.3btのPoEで給電する天井照明やネットワークカメラは、明るさやヒータの出力をPWMで調整する。給電側スイッチは電力クラスを見てポートごとに電力を配分するため、対向機器の平均消費電力がデューティ比で動くことを、給電設計と電源容量の見積りで見込んでおく必要がある。
試験での引っ掛け
効率と引き換えに、急峻なスイッチングが電磁ノイズ(EMI)の発生源になる。UTP配線を動力線やインバータと並走させた区間でリンクエラーが増える原因がこの種の雑音であることは多く、シールドや離隔距離で対処する。またローパスフィルタで平滑すれば平均値がアナログ量として取り出せ、擬似的なD/A変換として使える。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。