プロキシARPとは?
プロキシARPとは、本来は自分宛てでないIPアドレスに対するARP要求に対し、ルータが自分のMACアドレスを代理で応答する機能。端末が同一セグメントにいると誤解したまま通信できるため、サブネット分割の過渡期や、ルーティング設定を持たない端末の救済に使われる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
ぷろきしあーぴー
プロキシARPの意味
本来は自分宛てでないIPアドレスに対するARP要求に対し、ルータが自分のMACアドレスを代理で応答する機能。端末が同一セグメントにいると誤解したまま通信できるため、サブネット分割の過渡期や、ルーティング設定を持たない端末の救済に使われる。
プロキシARPの具体例
サブネットマスクを誤って/16と設定した端末が、別セグメントの宛先へ直接ARPを出してしまう場合でも、ルータがプロキシARPで応答すれば通信は成立する。ただし本来の設定誤りが表面化しないため、恒久策ではなく暫定回避として扱う。
プロキシARPは試験でどう引っ掛けられる?
通信できてしまうために設定誤りが隠れる点が最大の落とし穴。またARPテーブルに同じMACアドレスが多数のIPアドレスに対して並ぶため、障害切り分け時に「MACアドレスの重複」と誤認しやすい。
プロキシARPと関連する用語
プロキシARPが出た過去問
図のような2台のレイヤ2スイッチ、1台のルータ、4台の端末から成るIPネットワークで、端末Aから端末Cに通信を行う際に、送付されるパケットの宛先IPアドレスであ…
正解:ルータZ
要点:別セグメント宛のARPはルータが行う
端末Aと端末Cは別のセグメントにあるため、端末AはIPパケットの宛先を端末CのIPアドレスとしつつ、フレームの宛先MACアドレスにはデフォルトゲートウェイであるルータZのものを入れる。ルータZは自分が接続する側のセグメントでARPを行い、端末CのIPアドレスに対応するMACアドレスを解決してフレームを送出する。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。