RSAとは?
RSAとは、大きな数の素因数分解が困難であることを安全性の根拠とする公開鍵暗号方式の代表的なアルゴリズム。暗号化だけでなくディジタル署名にも利用される。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2016年度〜2020年度)。
アールエスエー
RSAの意味
大きな数の素因数分解が困難であることを安全性の根拠とする公開鍵暗号方式の代表的なアルゴリズム。暗号化だけでなくディジタル署名にも利用される。
RSAの具体例
サーバ証明書の鍵ペア生成など、PKIの基盤となる場面でRSAが使われることが多い。
RSAは試験でどう引っ掛けられる?
用途によって使う鍵の向きが逆になる。秘密にしたい通信では暗号化に受信者の公開鍵、復号に受信者の秘密鍵を使うが、ディジタル署名では署名に送信者の秘密鍵、検証に送信者の公開鍵を使う。共通鍵暗号のAESと混同しないこと。
RSAと関連する用語
RSAが出た過去問
暗号方式のうち,共通鍵暗号方式はどれか。
正解:AES
要点:AESだけが共通鍵、RSA・ElGamal・楕円曲線は公開鍵
共通鍵暗号方式は暗号化と復号に同じ鍵を使う方式で、AES(Advanced Encryption Standard)が代表例である。他の選択肢はいずれも公開鍵と秘密鍵の対を使う公開鍵暗号方式に分類される。AESはDESの後継として標準化されたブロック暗号である。
出典:平成28年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問12(IPA)暗号方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:共通鍵暗号方式では、暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
要点:共通鍵は同じ鍵で暗号化・復号、公開鍵は鍵の対を使い分ける
共通鍵暗号方式は暗号化と復号で同一の鍵を使うため対称鍵暗号とも呼ばれる。鍵を通信相手と安全に共有する必要がある一方、公開鍵暗号より処理が高速である。AESが共通鍵、RSAが公開鍵であり、秘匿目的の公開鍵暗号では受信者の公開鍵で暗号化し秘密鍵で復号する。
出典:平成29年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問13(IPA)暗号方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:共通鍵暗号方式では、暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
要点:共通鍵暗号は暗号化と復号で同じ鍵、公開鍵暗号は別々の鍵を使う
共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に同一の鍵を使う方式で、AESが代表例である。処理が高速な反面、通信相手ごとに鍵を安全に配送する必要がある。公開鍵暗号方式(RSAなど)は暗号化と復号で異なる鍵を使い、秘匿目的では公開鍵で暗号化し秘密鍵で復号する。
出典:令和2年度 10月 高度共通_午前I試験 am1 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。