リスク対応の4分類とは?りすくたいおうのよんぶんるい
リスク対応の4分類とは、リスクへの対応は、活動そのものをやめて発生源を断つ「回避」、対策によって発生確率や影響を小さくする「低減」、保険や委託契約で損失の負担を他者へ移す「移転(共有)」、影響が小さいと判断して手を打たず受け入れる「保有(受容)」の4つに整理される。選ぶ軸は影響の大きさと発生確率、そして対策費用が損失の見込みに見合うかである。
最終更新:2026-10-07
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リスクをゼロにはできず、すべてに対策すれば費用が損失の見込みを上回ってしまう。手の打ちどころは「起こさない・小さくする・他人に持たせる・自分で抱える」の4通りしかないため、まずこの枠に当てはめてから費用対効果で選ぶ、という順序で考える。枠が4つに固定されているのは、抜け漏れなく選択肢を並べるための道具だからである。
具体例
情報セキュリティの国際規格ISO/IEC 27001にもとづくリスクアセスメントでは、洗い出したリスクごとにこの4分類のどれを取るかを決め、対応後に残った分(残留リスク)を経営層が承認する形をとる。
試験での引っ掛け
「活動そのものを中止する」のは回避であって低減ではない。保険加入は移転であり、支払の負担を移すだけで発生確率そのものは変わらない。また何もしないことも「保有」という積極的な選択であって、検討漏れとは区別される点が問われる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。