ファストトラッキングとは?
ファストトラッキングとは、本来は順番に行う作業を部分的に並行させて日程を短縮する手法。追加コストをほとんど掛けずに済む一方、先行作業の成果が確定しないまま後続を始めるため、手戻りと再作業のリスクが増える。午前Iではクラッシングとの対比で、増えるリスクの種類が問われる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
ふぁすととらっきんぐ
ファストトラッキングの意味
本来は順番に行う作業を部分的に並行させて日程を短縮する手法。追加コストをほとんど掛けずに済む一方、先行作業の成果が確定しないまま後続を始めるため、手戻りと再作業のリスクが増える。午前Iではクラッシングとの対比で、増えるリスクの種類が問われる。
ファストトラッキングの具体例
詳細設計が8割固まった時点で、変更の少ない共通部品から実装に着手する。結果として2週間短縮できたが、残る2割の設計変更が共通部品に及び、3人日の作り直しが発生した。
ファストトラッキングは試験でどう引っ掛けられる?
「コストは増えず、リスクが増える」のがこちら、「コストが増える」のがクラッシング、と対で覚える。並行化しても依存関係が本質的に外せない作業(テスト環境が無ければテストできない等)には適用できない点も狙われる。
ファストトラッキングと関連する用語
ファストトラッキングが出た過去問
プロジェクトマネジメントにおけるファストトラッキングの例として、適切なものはどれか。
正解:設計が終わったモジュールから順にプログラム開発を実施するようにして、スケジュールを短縮した。
要点:ファストトラッキングは工程を重ねて並行実施し日程を短縮する
ファストトラッキングは、本来なら順番に実施する作業を一部重ねて並行に進め、スケジュールを短縮する技法である。設計が終わったモジュールから順に開発に着手するのは、設計工程の完了を待たずに開発を始めており、まさにこれに当たる。
出典:令和6年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。