魔の川とは?まのかわ
魔の川とは、基礎研究の成果を、製品化を目指す開発段階へ移せずに終わってしまう障壁。技術として成立していても、用途・仕様・採算の見通しが立たないために開発テーマへ昇格しない。研究・開発・事業化・産業化の連なりで最初に現れる関門を指す。
最終更新:2026-10-10
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新しいセンサ素子の原理を論文で実証しても、量産できる材料か、既存品より安いか、どの機器に載せるかが決まらなければ開発部門は引き取らない。これを越えるため、想定用途を持つ企業とあらかじめ共同研究の形をとる進め方がとられる。
試験での引っ掛け
順序は「魔の川(研究→開発)」「死の谷(開発→事業化)」「ダーウィンの海(事業化→産業化)」。名前と段階の対応が入れ替えて問われやすい。資金と量産体制の不足が主因なのは死の谷で、魔の川は用途が定まらないことが主因。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問3(IPA)解説で登場
技術経営における新事業創出のプロセスを、研究、開発、事業化、産業化の四つに分類したとき、事業化から産業化を達成し、企業の業績に貢献するためには、新市場の立上げや…
正解:ダーウィンの海
要点:魔の川→死の谷→ダーウィンの海の順で障壁が立ちはだかる
技術経営では、研究から産業化に至る各段階の間に立ちはだかる障壁が比喩的な名前で呼ばれる。研究から開発への壁は「魔の川」、開発から事業化への壁は「死の谷」、そして事業化した製品が市場で競合と戦い生き残って産業化に至るまでの壁が「ダーウィンの海」である。設問は新市場の立上げや競合製品の登場という市場での競争を指しているため、ダーウィンの海が該当する。
出典・参考
公式シラバスの2 経営戦略 > 13. 技術開発戦略の立案・技術開発計画 > (1) 技術開発戦略・技術開発計画に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。