耐タンパ性とは?たいたんぱせい
耐タンパ性とは、ハードウェア機器やICチップなどが、内部の重要な情報(鍵情報など)や動作の解析・改ざんに対してどれだけ耐性を持つかを表す性質。値が高いほど分解や解析によって内部情報を盗み出すことが難しい。
最終更新:2026-10-10
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社員証のICカードには暗号の鍵のような秘密が入っているが、落としたり盗まれたりしたカードは分解されて中身を調べられるおそれがある。ソフトの暗号が強くても、機器そのものを調べられれば鍵は取り出されてしまう。そこで、機器の作りの面から中身を取り出しにくくする性質が求められた。
具体例
ICカードの中に格納された暗号鍵は、耐タンパ性の高い設計により、カードを分解して物理的に解析しようとしても内容を読み取りにくいようになっている。
試験での引っ掛け
暗号の強さや通信の秘匿性ではなく、機器を分解・解析されても内部情報を守れる「物理的な破られにくさ」を指す。ICカードやICチップが典型例。データが書き換えられたことを見つける改ざん検知とは目的が別。
関連用語
出た過去問
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問90(IPA)
ハードウェアなどに対して外部から不正に行われる内部データの改ざんや解読、取出しなどがされにくくなっている性質を表すものはどれか。
正解:耐タンパ性
要点:耐タンパ性は内部データを解析・改ざんされにくい性質
耐タンパ性は、ICカードや暗号モジュールなどのハードウェアが外部から分解・解析されても、内部のデータを読み取ったり改ざんしたりされにくい性質を指す。攻撃を検知して鍵を消去するなどの仕組みで実現される。
出典:令和5年度 秋期 ITパスポート試験 問57(IPA)
IoTデバイスにおけるセキュリティ対策のうち、耐タンパ性をもたせる対策として、適切なものはどれか。
正解:内蔵ソフトウェアを難読化し、解読に要する時間を増大させる。
要点:耐タンパ性は分解・解析による内部情報の読み取りを困難にする性質
耐タンパ性とは、機器の内部を分解・解析されても、中の情報や仕組みを容易には読み取られない性質のことです。内蔵ソフトウェアを難読化して解析に手間と時間がかかるようにする対策が、これに当たります。
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 63. 情報セキュリティ対策・情報セキュリティ実装技術 > (1) 情報セキュリティ対策の種類に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。