オピニオンリーダとは?おぴにおんりーだ
オピニオンリーダは、新しい商品やサービスを早い段階で自分で評価して取り入れ、その感想や評判を周りに伝えることで、多くの人の買う・買わないの判断に強い影響を与える人。新商品が世の中に広まる順番で消費者を5つに分けるイノベータ理論では、2番目に取り入れる「アーリーアダプタ(初期採用者。全体の約13.5%)」がオピニオンリーダにあたる。ITパスポートでは、商品購入に対する態度として「流行に敏感で、自分で価値を判断して早めに購入し、他の消費者に影響を与える」ものを選ばせる形で問われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
新商品の宣伝をしても、多くの消費者は広告だけでは買わず、身近な詳しい人の評価を見てから動く。そのため、商品が市場に広まるかどうかは、最初に誰が評価し、その評価がどう伝わるかに大きく左右される。消費者全体に一律に宣伝するより、影響力のある層を見つけて先に納得してもらう方が効率よく広まることから、この層が注目されるようになった。
具体例
新しいiPhoneが発売されると、発売直後に購入して使い勝手やカメラの性能をYouTubeやブログで詳しく比べて伝える人がいる。その評価を見て「それなら買い替えよう」と決める人が多ければ、その発信者はオピニオンリーダとして働いている。職場でも、新しく導入されたMicrosoft Teamsを早めに使いこなし、周りに便利な使い方を教えて広める同僚は同じ役割を果たしている。
試験での引っ掛け
最初に飛びつくイノベータ(革新者。全体の約2.5%)と取り違える引っ掛けが多い。イノベータは新しさそのものを好んで真っ先に買うが、周りへの影響力は小さい。オピニオンリーダ(アーリーアダプタ)は価値を自分で見極めてから取り入れ、その発信が多数派の判断を動かす。「周囲の評判を確かめてから買う」はアーリーマジョリティ、「流行が定着してから買う」はレイトマジョリティの態度で、オピニオンリーダではない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問8(IPA)
新商品の市場への浸透において重要であるといわれているオピニオンリーダの説明として,適切なものはどれか。
正解:比較的早期に自らの価値判断で当該商品を購入し,後続する消費者層に影響を与える層
要点:オピニオンリーダ=アーリーアダプタ、後続層に影響を与える
イノベータ理論では、消費者を採用の早い順にイノベータ(革新者)、アーリーアダプタ(初期採用者)、アーリーマジョリティ(前期追随者)、レイトマジョリティ(後期追随者)、ラガード(遅滞者)に分ける。オピニオンリーダはこのうちアーリーアダプタにあたり、自分の価値判断で比較的早く採用し、その評価が後続の多数派へ伝わることで普及を左右する存在とされる。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)
マーケティングにおけるセグメンテーションとして,消費者を,商品購入に対する態度で分類することがある。オピニオンリーダと呼ばれる消費者の商品購入に対する態度として…
正解:新商品を販売初期の段階で購入し,その商品に関する情報を友人や知人に伝える。
要点:オピニオンリーダは早期購入し周囲へ影響を与える層
オピニオンリーダは、新商品を比較的早い段階で購入し、その使用感や評価を周囲へ発信することで他の消費者の購買に影響を与える層である。単に人より早く手に入れたいだけの層や、他人の評価を参考にする追随層とは役割が異なる。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問8(IPA)解説で登場
画期的な製品やサービスが消費者に浸透するに当たり、イノベーションへの関心や活用の時期によって消費者をアーリーアダプタ、アーリーマジョリティ、イノベータ、ラガード…
正解:アーリーアダプタ
要点:アーリーアダプタは2番目に採用し多数派に影響を与える層
イノベータ理論では、採用の早い順にイノベータ、アーリーアダプタ、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガードの5つに分類する。2番目に早いアーリーアダプタは、単に目新しさで飛びつくのではなく価値を自ら評価して採用し、その情報発信が後続の多数派の判断に強い影響を与えるため、オピニオンリーダとも呼ばれる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。