ハンドオーバとは?はんどおーば
ハンドオーバは、スマートフォンを持って移動している間に、通話やデータ通信を切らさないまま、つながる相手の基地局を次の基地局へ切り替える制御。端末が測った電波の強さを通信会社側が受け取り、いまの基地局が弱くなりきる前に隣へ引き継ぐ。切り替えが遅れれば通話が切れ、頻繁すぎれば通信が不安定になる。
最終更新:2026-10-10
ITパスポートを最短で暗記・合格する →背景
携帯電話の電波は1つの基地局で数百メートルから数キロメートルしか届かないため、広い範囲を覆うには基地局を敷き詰めることになる。しかし利用者は歩き、電車に乗り、車で走る。境界を越えるたびに電話が切れるのでは、持ち運べる電話という前提が成り立たない。そこで、利用者が何も操作しないうちに裏側で接続先を付け替える仕組みが必須になった。移動しながら使えるという携帯電話の価値そのものを支えている制御である。
具体例
営業担当者が東京から新大阪まで新幹線で移動しながら通話を続けられるのは、走行中に何十回もハンドオーバが起きているため。山手線で駅を通過するときに通話が一瞬途切れるのは、この切り替えが間に合わなかった場合にあたる。
試験での引っ掛け
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)との取り違えが引っ掛け。MNPは通信会社を乗り換えても電話番号を持ち運べる契約上の制度で、ハンドオーバは通信中に基地局を切り替える技術であり、まったく別の話である。無線LANでアクセスポイントを渡り歩くローミングとも区別され、こちらは基本的に端末側の判断でつなぎ直す。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。