静的テストとは?せいてきてすと
静的テストとは、プログラムを実際に動かさずに、プログラムや設計書を人や道具が読んで欠陥を見つける方法のこと。関係者が集まって読み合わせるレビュー、作成者が説明しながら参加者が指摘するウォークスルー、進行役を決めて手順どおりに行う正式なインスペクション、決められた書き方の違反や使っていない変数を機械的に洗い出す静的解析ツールが含まれる。実際に動かして結果を確かめる動的テストと対になる語である。
最終更新:2026-10-10
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欠陥は、見つかるのが後になるほど直す費用が跳ね上がる。要件定義の誤りを設計の段階で見つければ文書を直すだけで済むが、動かせる形になるまで待てば、作り込んだプログラムとテストのやり直しまで付いてくる。動かせるものができる前でも、書かれた文書を読めば矛盾や抜けは見つけられる。だから「動かす前に読む」工程を、テストの一種として正式に位置付けている。
具体例
設計書のレビューで、返品時の消費税の扱いが仕様書と画面設計で食い違っていることに気付き、作り始める前に直した。プログラムについては、静的解析ツールが「値を入れないまま使っている変数がある」「社内の命名規則に反している」といった箇所を自動で並べるので、動かして再現させる手間なしに修正できる。
試験での引っ掛け
「ツールを使うから動的テスト」は誤りで、プログラムを実行しない限り静的テストである。またホワイトボックステスト(内部の処理の通り道に着目する)とブラックボックステスト(入力と出力だけを見る)は、いずれも実際に動かす動的テストの分け方であって、静的・動的という軸とは別である。この2つの軸の混同が出題点になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。