構成管理とは?
構成管理とは、ソフトウェアを構成するプログラムやドキュメントなどの成果物(構成品目)について、変更の履歴やバージョンの対応関係を管理し、常に整合性のとれた状態を保つための管理活動。
ITパスポートの過去問では272回出題されています(2009年度〜2026年度)。
こうせいかんり
構成管理の意味
ソフトウェアを構成するプログラムやドキュメントなどの成果物(構成品目)について、変更の履歴やバージョンの対応関係を管理し、常に整合性のとれた状態を保つための管理活動。
構成管理の具体例
どのバージョンのソースコードが、どのバージョンの設計書・テスト結果と対応しているかを台帳やツールで管理し、リリースのたびに整合性を確認する。
構成管理は試験でどう引っ掛けられる?
対象はプログラムだけでなく設計書などの文書も含む成果物全体で、狙いは全体の整合性を保つこと。バージョン管理と同義に見えるが、バージョン管理は構成管理を実現する手段の一つという上下関係で覚える。
構成管理と関連する用語
構成管理が出た過去問
ハウジングサービスについて説明したものはどれか。
正解:サービス提供事業者が、利用者の通信機器やサーバを自社の建物内に設置し運用するサービス
要点:ハウジングは自前の機器を事業者の施設に置く預かり型
ハウジングサービスは、利用者が所有するサーバや通信機器を事業者のデータセンタに預かり、電源・空調・回線・耐震などの設備と運用環境を提供するものである。機器の所有者が利用者側にある点が特徴で、事業者が自社の機器を貸し出すホスティングサービスとは所有関係が逆になる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問6(IPA)情報システムのサービスを行っているA社は、B社に対して表に示す分担で施設や機器などを提供する契約を締結した。A社が提供するサービスの内容として、適切なものはどれ…
正解:ホスティングサービス
要点:施設も機器も事業者が用意して貸すのがホスティング
表では施設も機器もA社が用意し、B社はその上で動く業務アプリケーションだけを持ち込む形になっている。事業者側の設備と機器を利用者に貸し出すこの形態はホスティングサービスである。利用者が自分の機器を持ち込み、事業者が置き場所と運用環境を提供する場合はハウジングとなり、機器の所有者が逆になる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問17(IPA)PCやインターネットなどのITを利用する能力や機会の違いによって、経済的又は社会的な格差が生じることを何というか。
正解:ディジタルディバイド
要点:ディジタルディバイドはIT利用の差が生む経済・社会的格差
ディジタルディバイド(情報格差)は、情報通信技術を使える人と使えない人の間に生じる格差を指す。機器や回線を利用できる環境の有無、使いこなす技能の差などが、収入や受けられるサービスの差につながることが問題視されている。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問24(IPA)製品やサービスの価値を機能とコストの関係で把握し、体系化された手順によって価値の向上を図る手法はどれか。
正解:バリューエンジニアリング
要点:VEは価値=機能÷コストで捉え体系的に価値を高める手法
バリューエンジニアリング(VE)は、価値を「機能÷コスト」としてとらえ、必要な機能を落とさずにコストを下げる、あるいは同じコストで機能を高めることで価値の向上を目指す体系的な手法である。機能を定義し、その達成手段を代替案として検討する手順を踏む点が特徴である。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問27(IPA)サービスデスクがシステムの利用者から障害の連絡を受けた際の対応として、インシデント管理の観点から適切なものはどれか。
正解:システム利用者の業務の継続を優先し、既知の回避策があれば、まずそれを伝える。
要点:インシデント管理は原因究明より業務復旧を最優先する
インシデント管理の目的は、利用者の業務への影響を最小限に抑え、できるだけ早くサービスを回復させることである。したがって原因の究明よりも復旧を優先し、既知の回避策があればまずそれを案内する。原因の特定と恒久対策は、別プロセスである問題管理が担う。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問31(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。