教訓とは?きょうくん
教訓とは、プロジェクトを進める中で得た知識を、うまくいったことも失敗したことも含めて、原因と対処とあわせて記録し、組織の資産として次のプロジェクトに引き継ぐもの。プロジェクトの終結時には、成果物の引渡しや契約の完了の確認とあわせて教訓をまとめ、記録に残す。ただし終わりにまとめて書くだけでなく、各段階(フェーズ)の区切りごとに集めておくのがよいとされる。情報セキュリティでも、起きた事故(インシデント)への対応から得た教訓を、再発防止のための対策の見直しに生かす。
最終更新:2026-10-10
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プロジェクトは終わるとメンバーが解散してしまうため、そこで得た知識は個人の記憶にしか残らず、次のプロジェクトで同じ失敗がくり返されてきた。経験を記録して組織に残し、次のプロジェクトが計画の段階で読めるようにすれば、同じ失敗を避けられる。そのため、教訓を残すことがプロジェクトの終わり方の決まった手順になった。
具体例
社内の会計システムを入れ替えるプロジェクトで、「本番の切替え前に移行のリハーサルを2回行ったので、当日のトラブルがなかった」「取引先コードの整理を後回しにしたため、移行作業が1週間遅れた」といった記録を、原因と次回の対策をそろえて、ヌーラボの「Backlog」のようなプロジェクト管理ツールのWikiに残しておく。次に販売管理システムを入れ替えるときは、計画の段階でこれを読み返す。
試験での引っ掛け
教訓は「失敗だけを記録するもの」「担当者個人の反省文」ではなく、成功したことも含め、組織が次に使える形で残すものである。また「プロジェクトの終結時の活動」を問う問題では、成果物の引渡し・契約の完了の確認と並んで、教訓の記録が正解になる。新しい要件の追加や計画の作り直しは終結時の活動ではない。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。