入力画面の初期値(デフォルト値)とは?
入力画面の初期値(デフォルト値)とは、画面を開いた時点であらかじめ選ばれている、または入っている値のこと。リストボックスやプルダウンメニューのように選択肢から選ばせる部品では、初期値の決め方が入力の手数を大きく変える。同じ値が続けて入力される業務なら「直前に入力した値」を初期値にすると選び直しが不要になり、逆に固定値を初期値にすると、その値以外を入力する人は毎回選び直すことになる。
ITパスポートの過去問では9回出題されています(2009年度〜2026年度)。
にゅうりょくがめんのしょきち
入力画面の初期値(デフォルト値)の意味
画面を開いた時点であらかじめ選ばれている、または入っている値のこと。リストボックスやプルダウンメニューのように選択肢から選ばせる部品では、初期値の決め方が入力の手数を大きく変える。同じ値が続けて入力される業務なら「直前に入力した値」を初期値にすると選び直しが不要になり、逆に固定値を初期値にすると、その値以外を入力する人は毎回選び直すことになる。
入力画面の初期値(デフォルト値)の具体例
営業伝票を担当者ごと・取引先ごとにまとめて入力する業務では、取引先の所在地が同じ都道府県で連続するため、前の画面で入力した都道府県をリストボックスの初期値にしておくと、続く数枚は選択操作なしで入力できる。
入力画面の初期値(デフォルト値)は試験でどう引っ掛けられる?
「会社数が最も多い都道府県」「五十音順で先頭の都道府県」のような一見もっともらしい固定値は、連続入力の効率を上げない。初期値は全体の分布ではなく、その画面で「次に来る値」の確からしさで決める、という視点が問われる。
入力画面の初期値(デフォルト値)と関連する用語
入力画面の初期値(デフォルト値)が出た過去問
営業伝票を入力する画面の設計に際し、リストボックスを使った選択画面において、作業効率を高めるために、画面が表示された時点で、ある値がすでに選択された状態になるよ…
正解:前画面で入力した都道府県
要点:初期値は直前入力値にすると連続入力の操作を減らせる
入力作業は営業担当者ごと・取引先ごとにまとめて行われ、同じ都道府県の伝票が続けて複数枚入力される。したがって直前に入力した都道府県を初期選択にしておけば、同じ値が続く間は選択操作が不要になり、入力効率が最も高まる。固定値を初期値にする方式では、担当者が替わるたびに毎回選び直す必要が生じる。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問67(IPA)データDを更新する二つの処理A、Bが、①→③→②→④のタイミングで実行された場合、Dの値は幾らになるか。ここで、Dの初期値は2とする。
正解:7
要点:排他制御がないと後の書込みが先の更新を消してしまう
①で処理AがD=2を読み、3倍の6を計算する。次に③で処理Bも更新前のD=2を読み、5を加えて7を得る。②で処理Aが6を書き込むが、④で処理Bが自分の計算結果7を上書きするため、最終的なDは7となる。これは排他制御をしないと先の更新が失われる「更新の消失」の典型例である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問82(IPA)二つの変数xとyに対して、次の手続を(1)から順に実行する。処理が終了したとき、xの値は幾らになるか。〔手続〕(1) xに2を代入し、yに3を代入する。(2) …
正解:5
要点:繰返し処理は変数の値を1回ずつ追って確かめる
初期値はx=2、y=3である。1回目の繰返しでyが2になり、xは2+2=4になる。y≠1なので繰り返し、2回目でyが1になり、xは4+1=5になる。ここでy=1となり処理が終わるので、最終的なxの値は5である。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問69(IPA)2台のPCから一つのファイルを並行して更新した。ファイル中の同一データ(データ1)に対する処理が①〜④の順に行われたとき、データ1はどの値になるか。ここで、デー…
正解:4
要点:同時更新では後の書込みが先の更新を消してしまう
どちらのPCも初期値5を読み込んでから計算しているため、PC-Aは15、PC-Bは4という結果を持つ。書込みは③でPC-Aの15、続いて④でPC-Bの4の順に行われるので、後から書いた4が最終的に残る。先に書かれた更新が上書きされて消えるこの現象を、更新の消失(ロストアップデート)と呼ぶ。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問82(IPA)職場でのパスワードの取扱いに関する記述a〜dのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。 a 業務で使用するパスワードをプライベートでWebサービスに利用す…
正解:b, c, d
要点:パスワードは使い回さず、管理者にも教えず、初期値は即変更
パスワードは本人だけが知っている情報であることに意味があるため、システム管理者にも教えず(b)、第三者に知られた可能性があればただちに変更し(c)、初期パスワードは最初の利用時に自分だけが知る値へ変更する(d)のが適切である。一方、業務用のパスワードを外部サービスで使い回すと、そのサービスから漏えいした際に業務システムまで危険にさらされるため避けるべきである。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問81(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。