ワークライフバランスとは?わーくらいふばらんす
ワークライフバランスは、仕事と、家庭・育児・介護・趣味・地域活動などの生活とが、どちらかを犠牲にせず調和している状態、またはそれを目指す考え方。日本語では「仕事と生活の調和」と言う。会社にとっては、社員が長く意欲を持って働ける環境づくりの一部で、フレックスタイム制・テレワーク・育児休業・短時間勤務などの制度がその手段にあたる。ITパスポートでは、説明文から名前を選ばせる問題で、ダイバーシティやワークエンゲージメントと並べて出る。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
長時間労働が当たり前の働き方では、育児や介護を抱えた人が仕事を続けられず、辞めていく人が多かった。少子高齢化で働き手が減るなか、多様な事情を持つ人に働き続けてもらう必要が高まり、政府は2007年に「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」を定めて、国・企業・働く人の取り組みの目標を示した。
具体例
厚生労働省は、子育てをしながら働きやすい環境づくりに取り組む企業を「くるみん」として認定しており、認定を受けた会社は求人や商品にマークを付けられる。社内でいえば、保育園の送り迎えに合わせて出社と退社の時刻を選べるフレックスタイム制や、週に何日か自宅で働けるテレワーク制度が、ワークライフバランスを支える仕組みの典型である。
試験での引っ掛け
ワークライフバランスは「仕事を減らして私生活を優先すること」ではなく、両方の調和を指す。性別や年齢など属性の違う多様な人材を生かす考え方はダイバーシティ、仕事に活力と熱意を持って打ち込めている心の状態はワークエンゲージメント、女性などの昇進を阻む見えない壁はグラスシーリングで、説明文と名前を入れ替えた選択肢が出る。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問7(IPA)解説で登場
性別,年齢,国籍,経験などが個人ごとに異なるような多様性を示す言葉として,適切なものはどれか。
正解:ダイバーシティ
要点:ダイバーシティ=属性の異なる多様な人材を生かす考え方
性別・年齢・国籍・経験などの属性が人によって異なることを積極的に受け入れ、多様な人材を生かす考え方を表す語が問われている。「多様性」を意味する語が答えで、企業の人材活用の文脈で広く使われる。他の選択肢は昇進の壁、労働時間規制の適用除外、仕事と生活の調和と、いずれも別の労働・人事の概念である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。