ユニバーサルデザインとは?ゆにばーさるでざいん
ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、文化や言語、障害の有無や能力の違いにかかわらず、できるだけ多くの人が快適に使えるように、最初から設計する考え方。特定の人のために後から手当てを足すのではなく、初めから誰にとっても使いやすい形にする。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
使う人が限られていた時代の製品や画面は、それ以外の人には使いにくかった。高齢者の増加や、使う人の広がりによって、特別な対応を後から足すより、最初から誰でも使える形に作るほうが、使う人にも作る側にも負担が少ないと考えられるようになった。ITパスポートでは情報デザインの考え方として問われ、関連する語にアクセシビリティ(どれだけ多くの人が利用できるか)やピクトグラム(案内用の絵文字)がある。
具体例
シャンプーの容器の側面に付いている小さなギザギザは、目をつぶって髪を洗うときでもリンスと区別できるよう、花王が1991年に取り入れ、業界に広まったもの。画面設計では、色だけで区別せず形や文字も添える、ボタンを押しやすい大きさにする、といった工夫がこれにあたる。
試験での引っ掛け
バリアフリーは「すでにある障壁を後から取り除く」考え方で、ユニバーサルデザインは「最初から障壁を作らない」考え方。向きが逆なので取り違えやすい。また、企画・設計段階から安全性を組み込むセキュリティバイデザインとは、名前が似ているだけで別の語。
関連用語
出た過去問
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問71(IPA)
ユニバーサルデザインの考え方として、適切なものはどれか。
正解:年齢、文化、能力の違いや障害の有無によらず、多くの人が利用できるようにする。
要点:ユニバーサルデザインは最初から誰もが使える設計
ユニバーサルデザインは、年齢・性別・文化・身体の状態などの違いにかかわらず、できるだけ多くの人がそのまま利用できるように、はじめから配慮して設計するという考え方である。障害のある人だけを対象に後から手当てするバリアフリーとは出発点が異なる。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問61(IPA)
文化,言語,年齢及び性別の違いや,障害の有無や能力の違いなどにかかわらず,できる限り多くの人が快適に利用できることを目指した設計を何というか。
正解:ユニバーサルデザイン
要点:ユニバーサルデザインは初めから誰もが使える設計
ユニバーサルデザインは、年齢、性別、言語、障害の有無などにかかわらず、初めから誰もが使いやすいように設計するという考え方である。既にある障壁を取り除くバリアフリーとは出発点が異なり、はじめから多様な利用者を想定する点が特徴になる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。