マイクロサービスアーキテクチャとは?まいくろさーびすあーきてくちゃ
マイクロサービスアーキテクチャとは、1つの業務システムを、独立して作り・入れ替え・動かせる小さなサービスの集まりとして組み立てる設計方式。各サービスは自分専用のデータを持ち、互いにはAPI(ソフトウェア同士をつなぐ窓口)を通じてやり取りする。1か所を直しても他を止めずに入れ替えられるため改修を速く回せること、混雑した部分だけ処理能力を増やせることが利点になる。全体が1つの塊になっている従来の作りはモノリシック(一枚岩)と呼び、対比で問われる。
最終更新:2026-10-10
ITパスポートを最短で暗記・合格する →背景
全部が1つの塊になっていると、どこか一部を直すだけでも全体を作り直して入れ替えることになり、そのたびに全機能を試験し、システム全体を停止する必要がある。関わる人数が増えるほど、他人の修正を待つ時間も長くなる。機能ごとに切り離しておけば、担当ごとに独立して直して入れ替えられる。変更を速く出したいという事業側の要求に、システムの作り方の側から応えたのがこの方式である。
具体例
通販サイトを、会員・商品カタログ・買い物かご・決済という単位に分けておくと、大型セールの日は決済の部分だけ処理能力を増やせる。商品カタログの表示を作り替えている間も、会員登録や決済は止めずに動かせる。AmazonやNetflixが大規模なサービスをこの方式で運用していることが知られている。
試験での引っ掛け
「分けた方が常に優れている」と決めつけないこと。サービス同士のやり取りがネットワーク越しになるため、通信の失敗という新しい故障の原因が増え、監視や障害の切り分けも難しくなる。データが分かれるので、複数のサービスにまたがる整合の維持にも手間がかかる。規模の小さいシステムでは、一枚岩の方が単純で運用しやすい。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。