バナー広告とは?ばなーこうこく
バナー広告とは、Webページの上部や側面の枠に画像や動画を貼り、クリックすると広告主のページへ移動する形式のインターネット広告。表示回数(インプレッション)やクリック数で効果を測り、費用も表示課金・クリック課金といった形で決まる。検索語に連動するリスティング広告と並ぶ、代表的なインターネット広告として問われる。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
紙の新聞や雑誌の広告は、発行部数から「何人がおそらく見た」と推定するしかなく、その広告をきっかけに買った人が何人いたかまでは追えなかった。Web上に画像の枠を置き、そこを通って広告主のページへ移動させる形にすると、表示された回数もクリックされた回数も1件ずつ記録できる。効果を数で示せるようになったことが、限られた広告費をどの媒体へ配分するかの判断材料になった。
具体例
Yahoo! JAPANのトップページや価格.comの記事の周囲に並ぶ画像の枠が、バナー広告にあたる。広告主は「1,000回表示されるごとにいくら」といった条件で費用を払い、クリック数と、その先で実際に申込みに至った件数(コンバージョン)を突き合わせて出稿先を選ぶ。
試験での引っ掛け
バナー広告とリスティング広告の取り違えが定番。バナー広告はページの広告枠に画像を出す形式、リスティング広告は利用者が入力した検索語に連動して検索結果に出す形式である。また成果が出たときだけ課金されるのはアフィリエイトで、バナー広告は表示またはクリックの時点で課金されるのが基本である。
関連用語
出た過去問
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問98(IPA)
〔中問D:Webサイトを利用した商品販売、ストラテジ〕N社では、広告によるショッピングサイトへの集客策として、1か月のバナー広告と1回のメール広告を比較検討する…
正解:広告によって購入手続完了を1件獲得するためのコストは、B案の方が安い。
要点:広告比較は獲得1件あたりのコストで判断する
A案は表示25万件にクリック率0.8%で2,000クリック、うち5%が完了して100件、費用12万円なので1件あたり1,200円となる。B案は5万件送信で費用20万円、クリック率5%で2,500クリック、うち8%が完了して200件なので1件あたり1,000円である。したがって購入完了1件を得るコストはB案のほうが安い。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問99(IPA)
〔中問D:Webサイトを利用した商品販売、テクノロジ〕N社では、先月、サッカー用品の特典付き販売キャンペーンを広告するために、C社のサッカーニュースサイトにバナ…
正解:購入手続に進んだ件数の半数以上が、購入手続を完了せずに他のページに移動又は離脱している。
要点:手続に進んだ数と完了数の差が離脱の大きさを示す
購入手続のページには商品紹介から100件、キャンペーン情報から300件の計400件が到達しているが、購入手続完了に進んだのは180件にとどまる。残りは前のページへ戻るか離脱しており、手続に入った利用者の半数以上が完了していないことになる。購入直前での離脱は改善効果が大きい問題点となる。
出典・参考
公式シラバスの2 経営戦略 > 10. マーケティング > (3) Web マーケティングに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。