コンバージョン率とは?こんばーじょんりつ
コンバージョン率とは、Webサイトを訪れた件数のうち、購入や申込みなど目的の行動(コンバージョン)まで進んだ件数の割合。式は「成果の件数÷アクセス件数」。高いほどサイトや広告がうまく成果につながっている。似た指標のCPA(顧客獲得単価)は「広告費÷成果の件数」で、成果1件を得るのにかかった費用。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
テレビや紙の広告では、どの広告が売上につながったかを個別に追えなかった。Web広告やネット通販は、訪問・クリック・購入の各段階が記録に残るため、どこで客が離れているかを割合で測って改善できるようになった。
具体例
ネット通販のサイトにアクセスが20,000件あり、購入が400件ならコンバージョン率は2%。広告費80万円でこの400件を得たならCPAは2,000円。クリックは多いのに購入が少なければ、広告ではなく商品ページや申込みフォームに原因があると切り分けられる。
試験での引っ掛け
分母を取り違えさせる問題が出る。過去問では「トップページへの外部からのアクセス件数」に対する「購入手続完了の件数」として定義が示されるので、問題文の定義どおりに分母を取る。「購入手続に進んだ件数」は完了件数ではない。率(%)のコンバージョン率と、金額のCPAも混同しない。
関連用語
出た過去問
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問97(IPA)
〔中問D:Webサイトを利用した商品販売〕N社はスポーツ用品の小売販売業者で、実店舗販売の他、インターネットのショッピングサイトを利用した通信販売も行っている。…
正解:a×c×f+b×d×c×f+b×e×f
要点:複数経路の到達率は経路ごとの積の合計で求める
コンバージョン率は、購入手続完了に至る全ての経路の割合を足し合わせて求める。経路はトップから商品紹介を経る流れ、トップからキャンペーン情報を経て商品紹介へ回る流れ、トップからキャンペーン情報を経て直接購入手続へ進む流れの三つがあり、それぞれ各段階のアクセス率を掛け合わせ、最後に合計すればよい。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問98(IPA)
〔中問D:Webサイトを利用した商品販売、ストラテジ〕N社では、広告によるショッピングサイトへの集客策として、1か月のバナー広告と1回のメール広告を比較検討する…
正解:広告によって購入手続完了を1件獲得するためのコストは、B案の方が安い。
要点:広告比較は獲得1件あたりのコストで判断する
A案は表示25万件にクリック率0.8%で2,000クリック、うち5%が完了して100件、費用12万円なので1件あたり1,200円となる。B案は5万件送信で費用20万円、クリック率5%で2,500クリック、うち8%が完了して200件なので1件あたり1,000円である。したがって購入完了1件を得るコストはB案のほうが安い。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。