コード設計(必要桁数の算出)とは?
コード設計(必要桁数の算出)とは、顧客番号や商品番号のような識別コードを設計するとき、使える文字の種類と桁数から表現できる件数を見積もる考え方。使える文字がM種類でn桁なら、割り当てられる総数はM^n通りになる。将来の増加を見込んだ件数を上回る最小のnを選ぶのが原則で、桁を1つ増やすと総数がM倍になるため、余裕を持たせるなら文字種を増やすより桁を増やすほうが効く。実務では、途中で桁を増やすと既存の帳票やシステム改修に波及するため、初期設計で見込みを多めに取る。
ITパスポートの過去問では8回出題されています(2009年度〜2018年度)。
こーどせっけい
コード設計(必要桁数の算出)の意味
顧客番号や商品番号のような識別コードを設計するとき、使える文字の種類と桁数から表現できる件数を見積もる考え方。使える文字がM種類でn桁なら、割り当てられる総数はM^n通りになる。将来の増加を見込んだ件数を上回る最小のnを選ぶのが原則で、桁を1つ増やすと総数がM倍になるため、余裕を持たせるなら文字種を増やすより桁を増やすほうが効く。実務では、途中で桁を増やすと既存の帳票やシステム改修に波及するため、初期設計で見込みを多めに取る。
コード設計(必要桁数の算出)の具体例
現在8,000人の顧客が毎年2割ずつ増えるなら、3年後は8,000×1.2³=13,824人になる。A〜Zの26種類を使う場合、2桁では26²=676通りで足りず、3桁なら26³=17,576通りで13,824人を上回るので、少なくとも3桁が必要になる。
コード設計(必要桁数の算出)は試験でどう引っ掛けられる?
「文字種×桁数」と掛け算にする誤りが定番で、正しくは累乗である。また増加率の計算で1.2×3=3.6倍としないこと。複利と同じく1.2³=1.728倍になる。現在の人数だけで桁数を決め、将来の増加を見落とす誤りも問われる。
コード設計(必要桁数の算出)と関連する用語
コード設計(必要桁数の算出)が出た過去問
システム開発の外部設計において行う作業はどれか。
正解:画面・帳票レイアウトの設計
要点:外部設計は画面・帳票など利用者から見える部分を設計する
外部設計は、利用者から見えるインタフェースを決める工程で、画面や帳票のレイアウト、入出力項目、コード体系などを設計する。性能要件の確定は要件定義、物理データ設計やプログラム設計は内部設計・プログラム設計といった後続の工程で行う作業である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問47(IPA)流通システムや販売情報システムなどで用いられている商品コードはどれか。
正解:JAN
要点:流通・POSで商品を識別するバーコード用コードがJAN
JANコードは日本の商品識別コードで、バーコードとして商品に印刷され、POSレジでの読取りや受発注・在庫管理に使われる。国際的なEANコード体系の日本版に当たる。他の選択肢はいずれも文字を表すための符号化方式であり、商品を識別するコードではない。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問27(IPA)システム開発プロセスを、要件定義、外部設計、内部設計の順番で実施するとき、内部設計で行う作業として、適切なものはどれか。
正解:データベースに格納するレコードの長さや属性を決定する。
要点:外部設計は利用者から見える部分、内部設計は内部構造(レコード設計など)
外部設計は利用者から見える部分、内部設計はシステム内部の実現方法を決める工程である。データベースに格納するレコードの長さやデータ属性といった物理的なデータ構造の決定は内部設計に属する。画面や帳票のレイアウト、サブシステム分割、性能目標は外部設計や要件定義の段階で扱う。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問38(IPA)【中問C】図1は、8×8画素の白黒の画像例である。この図に対して、白を0、黒を1として表すと、図2に示すように8ビットのビット列が8行あるディジタルデータとして…
正解:C
要点:4ビットに0100を付けた符号は、下位4ビットの値が@からの並び順を示す
取り出す4ビットは2行目の先頭部分で、白白黒黒すなわち0011に当たる。表現方法に従って先頭に0100を補うと01000011となり、下位4ビットの0011は10進数の3を表す。@を0000とする対応では0011は4番目の文字Cに相当する。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問93(IPA)関係データベースの「売上」表と「顧客」表を顧客コードで結合し、顧客コードでグループ化して顧客ごとの売上金額の合計を求め、売上金額の合計を降順に整列した。得られた…
正解:佐藤太郎
要点:グループ化した合計の降順では最大値のグループが先頭
顧客コードごとに売上金額を合計すると、K01は40+20=60、K02は80+50=130、K03は120、K04は70(単位は万円)となる。降順に並べたときの先頭は合計130で最大のK02であり、顧客表で対応する氏名が答えとなる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問61(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。