カーディナリティ(多重度)とは?
カーディナリティ(多重度)は、ER図などでテーブル(エンティティ)間の関連を表す際に、一方のレコード1件に対して他方のレコードが何件対応するかを示す関係の度合いのことである。代表的なものに「1対1」「1対多」「多対多」があり、例えば「部署」と「社員」の関係では、1つの部署に複数の社員が所属するので「1対多」の関係になる。データベース設計の初期段階でカーディナリティを正しく把握し整理しておくことは、テーブルの構造や外部キー・中間テーブルの必要性を正しく設計するために欠かせない作業である。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2012年度〜2016年度)。
カーディナリティ
カーディナリティ(多重度)の意味
カーディナリティ(多重度)は、ER図などでテーブル(エンティティ)間の関連を表す際に、一方のレコード1件に対して他方のレコードが何件対応するかを示す関係の度合いのことである。代表的なものに「1対1」「1対多」「多対多」があり、例えば「部署」と「社員」の関係では、1つの部署に複数の社員が所属するので「1対多」の関係になる。データベース設計の初期段階でカーディナリティを正しく把握し整理しておくことは、テーブルの構造や外部キー・中間テーブルの必要性を正しく設計するために欠かせない作業である。
カーディナリティ(多重度)の具体例
「顧客」と「注文」の関係を設計する際、1人の顧客が複数回注文できることから「1対多」のカーディナリティであると整理し、注文テーブルに顧客IDを外部キーとして持たせる。
カーディナリティ(多重度)は試験でどう引っ掛けられる?
カーディナリティの向きを取り違えると外部キーをどちらのテーブルに置くべきかを誤りやすいため、「1」側と「多」側の関係を正確に読み取る必要がある。
カーディナリティ(多重度)と関連する用語
カーディナリティ(多重度)が出た過去問
E-R図の説明と、その応用例として、適切なものはどれか。
正解:実体同士の関連を表した図であり、例えば、関係データベースの表同士の関連を表すのに用いられる。
要点:E-R図は実体と実体間の関連を表しDB設計に使う
E-R図は、実体(エンティティ)とその間の関連(リレーションシップ)を図示するデータモデリングの手法で、1対多などの多重度も表現できる。関係データベースの設計では、実体が表に、関連が外部キーによる表同士のつながりに対応する。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問76(IPA)データベースを設計するときに、データの関連を整理して表現することを目的として使われるものはどれか。
正解:E-R図
要点:E-R図は実体と関連でデータ構造を表すDB設計の図
E-R図は、対象世界をエンティティ(実体)とリレーションシップ(関連)で表し、両者の対応関係の多重度まで含めて図示するもので、データベースの概念設計で用いられる。アローダイアグラムは作業の順序と日程、ガントチャートは進捗の管理、フローチャートは処理の手順を表す図であり、データ間の関連の整理には使わない。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問84(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。