刑法とは?けいほう
刑法とは、犯罪と刑罰を定める法律。ITに関わる罪として、ウイルスの作成・提供・保管を罰する不正指令電磁的記録に関する罪(ウイルス作成罪)、データを消去して業務を妨げる電子計算機損壊等業務妨害罪、他人の情報でコンピュータに不正な処理をさせて利益を得る電子計算機使用詐欺罪、データを不正に作る電磁的記録不正作出罪などがある。
最終更新:2026-10-10
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刑法はデータの改ざん・消去といった「結果」や「ウイルスそのもの」を罰の対象にする。一方、不正アクセス禁止法は、他人のIDで侵入する行為やIDを他人に教える行為を、被害の有無にかかわらず罰する。役割が分かれている。
具体例
2019年のCoinhive事件では、Webサイトに閲覧者のCPUで仮想通貨を採掘させるプログラムを置いた男性が、不正指令電磁的記録保管罪に問われた。2022年に最高裁は「社会的に許容されない不正なプログラムとはいえない」として無罪とした。
試験での引っ掛け
「ウイルスを作成する行為を罰する法律」は刑法(不正指令電磁的記録に関する罪)で、不正アクセス禁止法ではない。逆に「他人のIDとパスワードで侵入する」のは不正アクセス禁止法。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。