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クラスタ分析とは?くらすたぶんせき

クラスタ分析とは、多数のデータの中から、性質の近いもの同士を集めて、いくつかのグループ(クラスタ)に分ける分析手法。データ同士の「距離」(例えば、数値の差の大きさ)を計算し、距離が近いものを同じグループにまとめる。あらかじめ正解のグループ分けが与えられていない状態で分けるので、機械学習でいう教師なし学習に当たる。やり方は大きく2つあり、近いもの同士を1つずつ順にまとめていき、まとまっていく様子を樹形図(デンドログラム)で表す階層型と、グループの数kを先に決めて分ける非階層型がある。非階層型の代表のk-means法(k平均法)は、①k個の中心を仮に置く ②各データを一番近い中心のグループに入れる ③グループごとに平均を取って中心を置き直す、の②と③を、中心が動かなくなるまで繰り返す。顧客の分類(セグメンテーション)や、似た商品・店舗のグループ分けに使われる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/ストラテジ系

別名:クラスタ分析法、クラスター分析

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背景

顧客や商品が数万件あると、一件ずつ見て特徴を言い当てるのは難しい。かといって「20代」「30代」のように人が決めた区切りで分けると、実際の買い方の違いとずれることがある。データ自身が持つ近さから自然なまとまりを見つけ、人はそのまとまりに後から意味を付ける、という発想で使われてきた手法である。

具体例

ネット通販の会員を「年間の購入回数」と「1回あたりの購入額」の2つの数で平面上の点として並べ、k-means法でk=3として分けると、例えば「回数が多く少額(日用品をこまめに買う人)」「回数は少ないが高額(家電などをまとめて買う人)」「どちらも少ない(ほとんど買わなくなった人)」の3つに分かれる。グループの名前は分析の手法が付けるのではなく、結果を見た人が付ける。分かれたグループごとに、こまめに買う人にはまとめ買いのクーポン、買わなくなった人には久しぶりの割引と、送るお知らせを変える。

試験での引っ掛け

クラスタ分析は正解のラベルが無いデータを分ける教師なし学習であり、「迷惑メールか否か」のように正解付きのデータから学んで分類する決定木などの手法(教師あり学習)と取り違えさせる問題に注意する。k-means法では、グループの数kは分析する人が先に決める(データから自動では決まらない)。また、システム構成でいう「クラスタ」(複数のサーバを1台のように動かす構成)とは別の話である。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:ストラテジ系
  • クラスタ分析は正解のラベルが無いデータを分ける教師なし学習であり、「迷惑メールか否か」のように正解付きのデータから学んで分類する決定木などの手法(教師あり学習)と取り違えさせる問題に注意する。