SGMLとは?えすじーえむえる
SGMLとは、文書の論理構造をタグで示すための、マークアップ言語の書き方そのものを定めた国際規格。1986年にISO 8879として制定され、タグの種類は規格側で決め打ちせず、文書型定義(DTD)を書いて利用者が自由に設計できる。HTMLもXMLもこの規格から派生している。
最終更新:2026-10-09
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文書の電子化が進んだ1980年代、印刷用の指定は組版ソフトごとにばらばらで、同じ原稿を別のシステムで再利用できなかった。見た目の指定ではなく「ここは章題」「ここは注」という意味をタグで残しておけば、表示や印刷の方法は後からいくらでも変えられる。この分離の考え方を、特定の製品によらない規格として最初に確立したのがSGMLである。
具体例
航空機や防衛装備の技術マニュアルのように、数十年にわたって改訂を重ねる文書の管理に使われてきた。W3CはこのSGMLの応用例の一つとしてHTMLを定義し、仕様を大幅に簡素化して扱いやすくしたものがXMLにあたる。
試験での引っ掛け
SGMLはHTMLやXMLより古い言語というだけでなく、タグの決め方そのものを定める上位の規格である。HTMLはSGMLの文書型定義(DTD)で定めた応用例の一つ(HTML 4.01まで。現在のHTML(HTML5)はSGMLに基づかない)、XMLはSGMLを簡略化した部分集合という関係にあり、三つを同じ並びの別々の言語として扱うと誤る。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 5. その他の言語 > (1) マークアップ言語に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。