MTUとは?
MTUとは、1回の送信で運べるデータ部分の最大長。イーサネットでは通常1,500バイト。これを超えるIPパケットは分割(フラグメンテーション)されて送られ、受信側で再構成される。分割が起きるとヘッダの割合が増えて伝送効率が落ち、1片でも失われると全体を再送する必要が出る。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2019年度)。
えむてぃーゆー
MTUの意味
1回の送信で運べるデータ部分の最大長。イーサネットでは通常1,500バイト。これを超えるIPパケットは分割(フラグメンテーション)されて送られ、受信側で再構成される。分割が起きるとヘッダの割合が増えて伝送効率が落ち、1片でも失われると全体を再送する必要が出る。
MTUの具体例
経路の途中にMTU1,454バイトのトンネル区間があると、1,500バイトで送ったパケットが分割されて効率が落ちる。逆に、大量データを扱うサーバ間で9,000バイトのジャンボフレームを使うとヘッダ比率が下がり効率が上がる。
MTUは試験でどう引っ掛けられる?
MTUはヘッダを除いたペイロード(データ部)の最大長で、フレーム全体の長さではない。またMTUを大きくすれば常に速くなるわけではなく、経路上の最小MTUに合わせないと分割が発生する。分割は途中のルータでも行われることがあるが、再構成を行うのは宛先ホストだけで、途中では元に戻さない。
MTUと関連する用語
MTUが出た過去問
メモリリークの説明として、適切なものはどれか。
正解:OSやアプリケーションのバグなどが原因で、動作中に確保した主記憶が解放されないことであり、これが発生すると主記憶中の利用可能な部分が減少する。
要点:メモリリークは確保した主記憶の解放漏れで空きが減る不具合
メモリリークは、動的に確保した主記憶を使い終わった後に解放し忘れる不具合で、プログラムが動き続けるほど利用可能な空きが減っていく。最終的にメモリ不足で性能低下や異常終了を招く。スラッシング、オーバレイ、フラグメンテーションといった類似の主記憶トラブルとの区別が問われやすい。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問16(IPA)アプリケーションの変更をしていないにもかかわらず、サーバのデータベース応答性能が悪化してきたので、表のような想定原因と、特定するための調査項目を検討した。調査項…
正解:データの格納状況の確認
要点:フラグメンテーションの確認はデータの格納状況を調べる
フラグメンテーションとは、更新の繰返しでデータが物理的に断片化し、連続領域に収まらなくなる現象である。断片化するとディスクの読み書きが分散して余分なI/Oが生じるため、確認すべきはデータが実際にどう配置・格納されているかである。再編成の要否を判断するためにも格納状況の調査が必要になる。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。