CRC(巡回冗長検査)とは?しーあーるしー
CRC(巡回冗長検査)とは、送信データを、送信側と受信側で共通に決めておいた割る数(生成多項式:ビットの並びを式の形で表したもの)で割った余りを検査用データとして付加し、受信側で同じ計算をして誤りの有無を検出する方式。1の個数を偶数(または奇数)にそろえる1ビットを足すだけのパリティビットより、連続した複数ビットの誤り(バースト誤り)にも強い検出能力を持つ。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →具体例
ネットワークで送るデータのまとまり(フレーム)の末尾に付加されるFCS(フレームチェックシーケンス:誤り検出のための値)は、CRCによって計算された値であり、受信側で再計算した値と一致しなければフレームを破棄する。
試験での引っ掛け
できるのは誤り検出だけで訂正はできない。訂正まで行うのはハミング符号(誤ったビットの位置まで突き止めて直せる符号)。パリティ(1の個数が偶数または奇数になるように1ビットを足す方式)は、誤ったビットが奇数個なら検出できるが、2ビットのように偶数個だと見逃す。これに対しCRCは、連続した複数ビットの誤り(バースト誤り)に強い。データを足し合わせた値で確かめるチェックサムより検出力が高い。
関連用語
出た過去問
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問2(IPA)
送信側では、ビット列をある生成多項式で割った余りをそのビット列に付加して送信し、受信側では、受信したビット列が同じ生成多項式で割り切れるか否かで誤りの発生を判断…
正解:CRC方式
要点:生成多項式で割った余りを付けて検査するのはCRC方式
生成多項式による除算の余り(検査ビット)を付けて送り、受信側で割り切れるかを見る方式は巡回冗長検査(CRC)である。バースト誤りの検出に強く、通信回線やディスクの誤り検出に広く使われる。誤りの検出はできるが訂正はできない点も押さえておきたい。
出典・参考
公式シラバスの1 基礎理論 > 4. 通信に関する理論 > (1) 伝送理論に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。