基本情報暗記無料で始める

電子調達とは?でんしちょうたつ

電子調達とは、企業や行政機関が、物品やサービスを外部から買うための一連の手続き(調達の公告、仕様書の配布、見積りや入札、落札者の決定、契約、発注)を、インターネット上のシステムで行うこと。そのためのシステムを電子調達システムという。紙の書類を持参・郵送する手間が無くなり、多くの事業者が場所を問わず参加できるようになるため、事務の手間と費用の削減に加えて、競争の拡大と手続きの透明性の向上が期待できる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/ストラテジ系

別名:電子調達システム

基本情報を最短で暗記・合格する →

背景

以前の公共の調達では、入札の公告を役所の掲示板で確かめ、書類を受け取りに出向き、決められた日時に入札書を持参する必要があった。遠方の事業者や小さな事業者には参加の負担が大きく、参加者が限られることで競争が働きにくかった。紙の手続きは処理にも時間がかかり、経緯も追いにくい。インターネットで公告から契約までを済ませられるようにすることで、参加の壁を下げ、記録を残しやすくした。

具体例

国の府省の物品や役務の調達では、政府電子調達システム(GEPS)を使って、入札の公告を閲覧し、入札書を提出し、開札の結果を確認できる。企業では、事務用品や工具などの購買を、アスクルやモノタロウが提供する法人向けの購買サイトに集め、部署ごとの承認の流れや予算の管理と結び付けて発注する形が広く使われている。

試験での引っ掛け

電子入札は、電子調達のうち入札の手続きをインターネットで行う部分を指し、電子調達の方が公告から契約・発注まで広く含む。EDI(電子データ交換)は、継続的に取引する企業どうしが受発注などのデータを決められた形式でやり取りする仕組みで、新しい取引先を競争で選ぶ電子調達とは目的が違う。買い手が条件を示し売り手が値下げを競う逆オークションは、電子調達の中で使われる取引方式の1つであって、電子調達そのものではない。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

基本情報を最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:ストラテジ系
  • 電子入札は、電子調達のうち入札の手続きをインターネットで行う部分を指し、電子調達の方が公告から契約・発注まで広く含む。