重み付け総合評価法とは?おもみづけそうごうひょうかほう
重み付け総合評価法とは、複数の候補を比べるとき、評価項目ごとに重要度(重み)を決め、各候補の評価点に重みを掛けて合計し、その総合評価値で順位を付ける方法。性能・保守性・価格のように単位の違う項目を一つの数値にまとめられるため、機種選定や調達先の選定に使われる。
最終更新:2026-10-09
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点数をそのまま足すと、どうでもよい項目と決定的な項目が同じ重さで結果に効いてしまう。重みを評価の前に関係者で合意しておけば、結論に合わせて後から基準を変えることも防げる。基本情報では、調達先の選定で提案評価基準に重み付けを含めるという文脈と、単純な計算問題の両方で出る。
具体例
3機種を性能(重み2)・保守性(重み2)・価格(重み1)で採点する。機種Aが5・5・9点なら2×5+2×5+1×9=29点、機種Bが8・7・2点なら2×8+2×7+1×2=32点。素点の合計はA19点・B17点でAが上だが、重みを掛けるとBが逆転する。
試験での引っ掛け
素点の合計が最も高い案が選ばれるとは限らず、重みを掛け忘れると順位が入れ替わる。重みが「4:2:1」のように比で与えられたときは、合計を1に直さずそのまま掛けてよい(順位は変わらない)。
関連用語
出た過去問
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問54(IPA)
あるソフトウェアにおいて、機能の個数と機能の複雑度に対する重み付け係数は表のとおりである。このソフトウェアのファンクションポイント値は幾らか。ここで、ソフトウェ…
正解:18
要点:FP値=Σ(個数×重み係数)×補正係数
補正前のファンクションポイントは、外部入力1×4+外部出力2×5+内部論理ファイル1×10=24である。これに全体的な複雑さの補正係数0.75を掛けて、24×0.75=18となる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問64(IPA)
改善の効果を定量的に評価するとき,複数の項目の評価点を統合し,定量化する方法として重み付け総合評価法がある。表の中で優先すべき改善案はどれか。
正解:案2
要点:重み付け総合評価は評価点×重みの合計が最大の案を選ぶ
重み付け総合評価法では、各評価項目の評価点にその項目の重みを掛けて合計し、値の大きい案を選ぶ。計算すると案1は57、案2は59、案3は56、案4は53となる。最大となるのは案2である。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問66(IPA)
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問24(IPA)
次の方式によって求められるチェックデジットを付加した結果はどれか。ここで、データを7394、重み付け定数を1234、基数を11とする。 〔方式〕 (1) データ…
正解:73940
要点:チェックデジットは重み付け和の剰余を基数から引いた1の位
桁ごとの積の和は 7×1+3×2+9×3+4×4 = 7+6+27+16 = 56 である。これを基数11で割ると商5、余り1となる。基数11から余り1を引いて10、その1の位である0がチェックデジットなので、元のデータの末尾に0を付けた値が答えになる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。