認証の3要素とは?にんしょうのさんようそ
認証の3要素とは、本人であることを確かめる根拠を、性質によって三つに分けた区分。本人しか知らない「記憶」(パスワードや暗証番号)、本人しか持たない「所持」(ICカードやスマートフォン)、本人の体そのものである「生体」(指紋・虹彩・顔)に分かれる。種類の違う要素を組み合わせると多要素認証になる。
最終更新:2026-10-09
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知っているかどうかだけで確かめる方式は、盗み見や使い回しに弱く、破られた時点で誰でも本人になりすませてしまう。とはいえ、どの手段にもそれぞれ別の弱点がある。そこで確かめ方を性質で分類し、弱点の重ならない種類を掛け合わせるという考え方が採られた。基本情報では、この分類そのものと、多要素にあたるかどうかの判定が問われる。
具体例
銀行のATMは、キャッシュカード(所持)と暗証番号(記憶)の二つを使う。スマートフォンの決済アプリは、端末そのもの(所持)と顔認証(生体)の組合せ。空港の顔認証ゲートは、パスポート(所持)と顔(生体)を突き合わせている。
試験での引っ掛け
情報セキュリティの3要素(機密性・完全性・可用性)とは別物で、名前が似ているだけである。もう一つ、パスワードと秘密の質問はどちらも「記憶」なので、二つ重ねても多要素認証にはならない。要素の種類が違うことが多要素の条件で、これは多段階認証にとどまる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。