表現できる値の個数と必要ビット数とは?
表現できる値の個数と必要ビット数とは、nビットで区別できる状態の数は2のn乗個であるという関係。逆に、m種類を区別するには2のn乗がm以上となる最小のnビットが要る。符号なしなら0から2のn乗−1、2の補数による符号付きなら−2の(n−1)乗から2の(n−1)乗−1を表せる。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2022年度)。
ひょうげんできるあたいのこすうとひつようびっとすう
表現できる値の個数と必要ビット数の意味
nビットで区別できる状態の数は2のn乗個であるという関係。逆に、m種類を区別するには2のn乗がm以上となる最小のnビットが要る。符号なしなら0から2のn乗−1、2の補数による符号付きなら−2の(n−1)乗から2の(n−1)乗−1を表せる。
表現できる値の個数と必要ビット数の具体例
商品を1000種類区別したいなら、2の9乗=512では足りず2の10乗=1024で足りるので10ビット必要になる。8ビットの符号なし整数は0〜255、符号付きなら−128〜127を表せる。色を24ビットで表す場合は約1677万色を区別できる。
表現できる値の個数と必要ビット数は試験でどう引っ掛けられる?
「1000種類なら10ビット」を「1000ビット必要」と取り違えたり、符号付きの上限を2の(n−1)乗としてしまう誤りが多い。1を引くのは0を含めて数えるためである。
表現できる値の個数と必要ビット数と関連する用語
表現できる値の個数と必要ビット数が出た過去問
32ビットで表現できるビットパターンの個数は,24ビットで表現できる個数の何倍か。
正解:256
要点:nビットは2のn乗通り。ビット数の差が倍率の指数になる
nビットで表現できるパターン数は2のn乗個である。32ビットは2の32乗、24ビットは2の24乗なので、その比は2の(32-24)乗=2の8乗=256倍となる。ビット数の差だけが倍率を決める点がポイント。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問4(IPA)IPv4アドレス128.0.0.0を含むアドレスクラスはどれか。
正解:クラスB
要点:第1オクテット128〜191はクラスB(先頭ビット10)
IPv4のクラス分けは先頭のビットパターンで決まり、0で始まればクラスA、10ならクラスB、110ならクラスCです。128を8ビットで表すと10000000で、先頭2ビットが10になります。したがって128.0.0.0はクラスBの範囲(128〜191で始まるアドレス)に入ります。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問34(IPA)次のプログラム中の に入れる正しい答えを、解答群の中から選べ。二つの には、同じ答えが入る。ここで、配列の要素番号は1から始まる。 Unicodeの符号位置を、…
正解:64
要点:UTF-8の継続バイトは6ビット単位=64で割った余り
3バイト形式では、後ろ2バイトが下位6ビットずつ、先頭バイトが残りの上位ビットを持ちます。6ビット分を取り出す操作は2の6乗=64で割った余り、次の桁へ進む操作は64で割った商にあたります。ループは末尾のバイトから先頭へ向かうので、毎回64を使って下位6ビットずつ切り出していけば、余った上位ビットが先頭バイトに収まります。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuB 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。