監査技法とは?かんさぎほう
監査技法とは、システム監査人が「規程どおりに運用されている証拠」を集めるときに使う代表的な技法。ウォークスルー法はデータが入力→処理→出力へ流れる経路を実際の帳票や画面で追いかけ、途中のチェック(コントロール)が働いているかを確かめる。突合(照合)は2つ以上の記録を照らし合わせて一致を確かめる。インタビュー法は担当者への聞き取り、チェックリスト法は用意した項目表に沿った点検。
最終更新:2026-10-09
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システム監査とは、会社のシステムが正しく安全に運用されているかを、その業務から独立した人が調べて報告する仕事。「ルールがある」だけでは足りず「そのとおり動いている」証拠が要る。聞き取りだけでは担当者の思い込みが混じるので、流れを追う・記録を突き合わせる・項目表で漏れなく見る、と複数の技法を組み合わせる。基本情報ではシステム監査の実施(予備調査・本調査)の節で「代表的なシステム監査技法」として出る。
具体例
経済産業省の「システム監査基準」が監査手続の考え方を定めている。ネット通販の会社を監査するなら、注文データが受注画面→在庫引当→出荷指示へ流れる経路を実際の画面で追い、途中で在庫不足の注文が止まるかを見るのがウォークスルー法。その月の出荷件数と請求件数を突き合わせるのが突合、倉庫担当に手順を聞くのがインタビュー法。
試験での引っ掛け
「ウォークスルー」はソフトウェア開発のレビュー技法(作成者が説明し、参加者が欠陥を探す会議)の名前でもあり、監査の文脈では「データの流れを追跡する技法」を指す。設問がどちらの分野かで判断する。またインタビューだけでは証拠として弱く、裏付けの文書や記録と組み合わせて初めて監査証拠になる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。