統制自己評価(CSA)とは?とうせいじこひょうか
統制自己評価(CSA)とは、統制が機能しているかを、監査人ではなく業務を行っている部門自身が点検する手法。CSAはControl Self Assessmentの略で、ワークショップや質問票を使って現場がリスクと対策を洗い出し、内部監査はその結果の妥当性を確かめる側に回る。現場の当事者意識が高まる点が利点とされる。
最終更新:2026-10-09
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監査人の人数は限られており、全部門を毎年見て回ることはできない。一方で、統制が実際にどう回っているかを最もよく知っているのは、日々その作業をしている当人である。点検の一次側を現場へ渡し、監査人はその結果を検証する役に回すことで、限られた人数のまま対象範囲を広げられる。指摘された側が納得しやすくなる効果もある。
具体例
各部門が年1回、「アクセス権の棚卸しを実施したか」「退職者のIDを速やかに削除したか」といった項目のチェックシートを自分で埋める。内部監査は全部門を回る代わりに、回答からサンプルを選んで裏づけの証跡を確認し、自己評価と実態のずれが大きい部門を翌年の重点監査先に選ぶ。
試験での引っ掛け
内部監査の置き換えにはならない点が要点。自分を評価する以上、甘くなる方向の偏りがあり独立性も無いので、第三者による検証と組み合わせて初めて意味を持つ。監査の一手法として点検作業を現場へ渡すだけで、監査の責任まで現場へ移るわけではない、と読み分ける。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの6 サービスマネジメント > 2. 内部統制 > (3) 法令遵守状況の評価・改善に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。