水飲み場型攻撃とは?みずのみばがたこうげき
水飲み場型攻撃とは、狙った組織の人がよく見るWebサイトをあらかじめ改ざんしておき、その組織からアクセスがあったときだけマルウェアを送り込む標的型攻撃。動物が水を飲みに集まる場所で肉食獣が待ち伏せする様子に由来する。メールを使わず、利用者がいつもどおり信頼しているサイトを見るだけで感染させる点が特徴。
最終更新:2026-10-09
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標的型メールへの警戒が広まると、添付ファイルを開かせる手口は成功率が下がった。そこで攻撃者は、標的に直接送るのではなく、標的が自分から訪れる場所に罠を置く方向へ転じた。改ざんされるのは業界団体や取引先のような「信頼されていて、防御が相対的に薄い」サイトである。科目Aでは標的型攻撃(APT・やり取り型)の一形態として、手口の区別を問う形で出る。
具体例
特定の業界団体のサイトが改ざんされ、アクセス元のIPアドレスが標的企業の範囲に入るときだけ攻撃コードを返す仕組みを仕込まれる。一般の閲覧者には正常なページが返るので、運営者も改ざんに気づきにくい。IPAの「情報セキュリティ10大脅威」でも標的型攻撃の一手口として扱われている。
試験での引っ掛け
標的型メール攻撃と混同しやすい。メール型は「開かせる」、水飲み場型は「来るのを待つ」で、添付ファイルの警戒だけでは防げない。また、改ざんされるのは標的の自社サイトではなく「標的がよく訪れる他者のサイト」である点を逆にしないこと。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. 情報セキュリティ > (7) 攻撃手法に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。