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正当な注意義務とは?せいとうなちゅういぎむ

正当な注意義務とは、監査人が専門家として当然払うべき慎重さをもって、計画・実施・報告の各段階を進める義務。裏付けの確認を省く、根拠が薄いまま結論を書くといった手抜きは義務違反にあたる。英語のデューケア(due care)という言い方で選択肢に登場することもある。なお、職業的懐疑心(相手の説明をうのみにせず、疑問をもって証拠を確かめる姿勢)は、正当な注意を尽くすうえで求められる姿勢の1つで、同じ意味の言い換えではない。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の頻出用語/マネジメント系

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背景

監査は全件を見るのではなく一部を抜き取って調べる(試査)ため、見落としが原理として残る。それでも報告書が信用されるのは、「どこまで丁寧に手続を踏んだか」を問う基準が別に用意されているからである。結果ではなく過程を評価の対象に置くことで、発見できなかった不備があっても監査そのものの質を判定できる仕組みになっている。

具体例

提出された運用記録の連番が途中で飛んでいた場面で、担当者の口頭説明で終わらせず、サーバに残る元のログを自分で取得して突き合わせる。日付が後から書き換えられていないかを確かめるところまでやって、初めて正当な注意を払ったことになる。

試験での引っ掛け

「不正をすべて発見する義務」と読むと誤る。試査である以上、見つからない不備は残りうる。問われるのは結果ではなく手続の妥当性で、責任の型が結果責任ではなく手続責任である点が要点。事実に忠実であることを求める誠実性とは、守る対象が別だと整理しておく。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 分野:マネジメント系
  • 「不正をすべて発見する義務」と読むと誤る。