機能要件・非機能要件とは?
機能要件・非機能要件とは、機能要件はシステムが提供する業務上の処理内容(何ができるか)、非機能要件は性能・可用性・セキュリティ・運用保守性・移行性など品質と制約に関する条件。FEでは具体的な条件文を示して「どちらに分類されるか」を判別させる出題が定番である。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2019年度)。
きのうようけんひきのうようけん
機能要件・非機能要件の意味
機能要件はシステムが提供する業務上の処理内容(何ができるか)、非機能要件は性能・可用性・セキュリティ・運用保守性・移行性など品質と制約に関する条件。FEでは具体的な条件文を示して「どちらに分類されるか」を判別させる出題が定番である。
機能要件・非機能要件の具体例
「注文を登録し受注番号を採番する」「在庫数を引き当てる」は機能要件。「応答時間は1秒以内」「稼働率99.9%以上」「障害時2時間以内に復旧」「パスワードは12文字以上」「1日100万件まで処理可能」は非機能要件にあたる。
機能要件・非機能要件は試験でどう引っ掛けられる?
「セキュリティ機能があるから機能要件」と早合点しやすい。認証画面を「設ける」という機能の話か、パスワード強度・暗号化強度という品質の話かで分かれる。非機能要件は測れる数値で書かないと検収時に争いになる。
機能要件・非機能要件と関連する用語
機能要件・非機能要件が出た過去問
非機能要件の定義で行う作業はどれか。
正解:システム開発で用いるプログラム言語に合わせた開発基準,標準の技術要件を作成する。
要点:非機能要件は品質・制約・技術基準を定める
非機能要件は、システムが何をするか(機能)ではなく、どの程度の品質や制約で実現するかを定める要件です。性能・可用性・セキュリティ・運用保守性のほか、採用する言語に合わせた開発基準や標準といった技術要件も含まれます。データの流れや機能範囲、他システムとのインタフェース定義は機能要件側の作業です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問65(IPA)非機能要件の定義で行う作業はどれか。
正解:システム開発で用いるプログラム言語に合わせた開発基準、標準の技術要件を作成する。
要点:非機能要件は品質・制約・技術標準など機能以外の要求
非機能要件とは、システムが何をするかではなく、どのような品質・条件で動くかを定めるものである。性能、可用性、セキュリティ、運用・保守のしやすさに加え、開発時に守るべき技術標準や開発基準の策定も非機能要件の定義に含まれる。機能の範囲やデータの流れ、他システムとのインタフェースを決める作業は機能要件側の活動である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問65(IPA)非機能要件項目はどれか。
正解:システム基盤に関わる可用性、性能、拡張性、運用性、保守性、移行性などの項目
要点:非機能要件は可用性・性能・運用性など品質と条件の要求
非機能要件は、システムが提供する機能そのものではなく、どのような品質・性能・運用条件で動くべきかを定めるものである。可用性、性能、拡張性、運用性、保守性、移行性、セキュリティなどが代表的な項目である。業務の手順や組織、システムの機能範囲、経営上のニーズは、いずれも機能要件や業務要件・経営要件の側に属する。
出典:令和1年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問66(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。