情報システムの投資対効果とは?じょうほうしすてむのとうしたいこうか
情報システムの投資対効果とは、情報システムにかけた費用(投資額)に対して、コスト削減や売上増などの効果がどれだけ得られるかを比べ、導入すべきか・導入してよかったかを判断する考え方である。代表的な指標がROI(Return on Investment、投資利益率)で「効果÷投資額」で求め、投資を何年で取り戻せるかを見る回収期間もよく使われる。基本情報では全体システム化計画の中で「開発投資対効果」として出題される。
最終更新:2026-10-09
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システムは作るのに何百万円もかかり、動き出した後も保守費が続くのに、「便利になりそう」という感覚で導入すると費用に見合わない結果になりやすい。そこで経営側は「その投資でいくら戻るか」を数字で示すことを求め、企画段階で見積もり、稼働後に測り直す手順が定着した。試験ではストラテジ系の計算問題として、ROIや回収期間を求める形で出る。
具体例
学内の紙の履修申請をkintone(サイボウズの業務アプリ基盤)に置き換えるとして、導入・設定に300万円、事務員の作業削減が年120万円なら、回収期間は2.5年、ROIは年40%になる。ただし「学生が窓口に並ばなくなる」効果は金額にしにくいので、数字とは別に書き添える。
試験での引っ掛け
ROIは「効果÷投資額」で、分母と分子を逆にすると意味が変わるので式の形で覚える。効果は金額に換算できるものだけでなく、品質向上や顧客満足など定量化しにくいものも含む。投資額は初期費用だけでなく運用・保守費まで含めて見ないと(TCO)、回収期間を短く見積もりすぎる。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。